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2014.12.26 Friday
少子化
少子化の現実がどんどん身にしみてくる。
というか、最近回りを見回してみると高齢者が多いのと、たしかに若い人が減ったような気がする。 日経の記事で、国立社会保障・人口問題研究所が2012年に実施した人口の将来推計のデーターを見てみると、こんなことになっている。 総人口 年少人口 生産年齢人口 老年人口 (0〜14歳) (15〜64歳) (65歳以上) 2010年 12806万人 1684万人 8173万人 2948万人 2030年 11662万人 1204万人 6773万人 3685万人 2055年 9193万人 861万人 4706万人 3626万人 2060年 8674万人 791万人 4418万人 3464万人 2030年までは、65歳以上の老人が700万人ほど増える。老人の人口はそれで頭打ちだ。そこからあまり変わらないまま2055年までいく。 しかし、生産年齢人口は2010年の8173万人から2030年で1400万人ほど減り6773万人、2055年では2010年の57%、4706万人なってしまう。 つまり、2055年には生産年齢人口は約半分になってしまう、ということ。 その結果、総人口は2055年に1億人を下回るという予測だ。 明治5年の人口が3300万人だった。 そこから45年たった大正元年には5250万人。 昭和になった1926年に約6000万人で、それから約75年かけて2倍になった。 ここから減少のステージに入ってくる。 2055年が一区切りの年だろう。 総人口が1億を切り、生産年齢人口が最盛期の半分になる。 政府が少子化対策をやっているが、あまり増えるとは思えない。 このままいくと、あと40年でだんだんと人口が減り、高齢者が増える。 経済は縮小し、生産設備は海外に移り、右を見ても左を見ても年寄りばかりになり、国民皆保険などは雲散霧消し、社会保障は維持できなくなる。 こんなことは、こないだの選挙で話題にならない。 みんなして、年寄りの既得権を守ろうとしている。 代表なければ課税なし、というようなことを言っている人がいたが、今選挙権のない人たちに頼って、彼らの稼ぎを先取りするのはもうやめないといけないのではないか。 選挙が終わってから言うのも何なんだが…。 |
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