考えたこと2

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尼崎市長選挙
尼崎市長選挙は今週の日曜日に投票。

立っているのは、無所属の現職の市長と共産党推薦の2名のみ。
いったいどうなっているんだろうか。
中央では自民党、民主党で言い合いをしているが、市長選となると無風そのもの。
これでは議会と市長がなれ合っているとしか思えない。

前回の選挙では尼崎は30%を切った投票率だが、またかなり低いだろうと思う。
対立候補が少なく、政策論争もない。
要は現市長を批判する議論がないからだ。

現職の市長が無所属なのは、支持政党を明確にしたくないからだろう。
どこの自治体もそうだ。
そうなると、政党に関係なく投票できる。
悪く言うと、市長選挙に通れば何でもいい、ということ。
議会の側も首長が変わるとややこしい、と思えば無風の選挙になる。

まあ、国政があれだから、地方はどうしようもない、という気持ちもある。
政務調査費など、県会議員のレベルにしても、結局はいい加減。
身内に甘い体質は変わらない。

投票率がある数値以下だったら、それは民主主義が信任されていないということだろう。
対立候補が出ず、よろこんでバンザイしている現職市長がいたが、あんなのは市長失格だと思う。

対立候補や、現市政に対する批判、公約内容から、選挙に行っても仕方がない、という気持ちもわかる。
それでも共産党が対立候補を立てたのはエライ。
準備もできていないようだし、公約もいい加減だが、選挙を成立させたのは立派。

維新の会も、国政に出て行くことは必要だったかもしれないが、もうちょっと地方政治に絞ってやったらよかったのに、と思う。
賛否両論あるが、橋下市長の言っていることは納得できる。

今週の日曜日が選挙。

選挙運動の声も聞こえず、ホントに選挙かと思うが、長らく続いた不景気で仕方ないのだろう。

こういうふうにして、国は衰えていくような気がする。

参考までに、両者の公約を下記する。
これを見ると、結局、争点がない選挙なのだということだろう。

ここまできたら、都構想でも何でもやればいいと思う。



稲村和美 ホームページの理念と政策より

1.子育てに関する支援、情報提供をより総合的に進めるため、子育て支援センター機能を充実させます
2.新・県立病院と連携し、市内3ヵ所目となる病児保育サービスの実現に向けて取り組みます
3.全ての小中学校にエアコンを整備し、子どもたちの学習環境を支えます
4.中学校弁当を全校実施しつつ、中学校給食の実施に向けた検討を開始します
5.いじめ防止対策推進法に対応した体制の整備と対策の充実に取り組みます
6.「教育振興基金(仮)」を設置し、より多くの市民、事業者に次世代を育む教育への支援を呼びかけます
7.市内に6ヶ所ある地域振興センターの機能を強化し、学校や公民館との連携、地域活動の活性化を推進するため、地域別予算制度の導入などの取り組みを検討、実施します
8.県と連携し、尼崎21世紀の森プロジェクトや運河再生をはじめとする臨海部の魅力創造と来訪者増に向けた取り組みをさらに推進します
9.公共施設の屋根貸しを開始し、さらなる自然エネルギーの導入拡大に取り組みます
10.労働条件の切り下げを防ぐ公契約のあり方について検討し取り組むとともに、引き続き、地域内経済循環を促進する取り組みを重視します
11.産業振興条例に基づいて既存の産業施策を再構築し、起業支援やモノづくりの高付加価値化、メリハリのある商業支援などに取り組みます
12.市役所だけでなく、市民とともに進める市民参加型シティプロモーションを進めます
13.既存施設を活用した(仮称)歴史文化センター整備に向けて取り組みを進めると同時に、新たな文化振興ビジョンを策定し、尼崎の歴史、文化を学び発信する取り組みを推進します
14.市民参画や協働、地域活動・市民活動を活性化させる基盤づくりを推進するため、市民自治基本条例の制定に向けて取り組みます
15.まちの課題解決のための学びと実践を市民と職員がともに参加して推進するため、社会教育事業を発展させた仕組みとして「まち大学あまがさき」を推進します
16.課題「解決」先進都市を目指し、市民活動、ソーシャルビジネスの振興に取り組みます
17.地域や企業と連携した若者の長期実践型インターンシップ事業を通じて、受入側のイノベーションと若者の社会力向上を応援します
18.若手職員を中心とした政策法務の向上のための取り組みをはじめ、職員力のさらなる向上に取り組みます
19.休日夜間診療所の老朽化対策に取り組み、一次救急医療の確保に加え、新型インフルエンザの発生等、緊急事態への備えを進めます
20.若者、女性への就労支援や、生活困窮者に対する総合的な支援を進めるためのサポートセンターを設置するなど、自立支援の取り組みを強化します
21.介護予防、認知症ケア、在宅医療について、各分野の専門家や団体と連携し、地域での支えあいの仕組みづくりを推進します
22.災害時要援護者対策、避難訓練の見直し・多様化を進め、防災意識の向上とさらなる防災対策を推進します
23.路上喫煙対策や受動喫煙防止など、タバコ対策をさらに具体的に検討し、取り組みを進めます
24.生活習慣病対策のヘルスアップ尼崎戦略事業をはじめとする市民の健康支援にさらに取り組みます
25.可動式の防犯カメラ導入など、引き続き、街頭犯罪等への対策を進めます
26.行財政改革計画「あまがさき未来へつなぐプロジェクト」に基づき、引き続き着実な財政再建に取り組みます
27.既存施設の長寿命化や維持管理費の適正化と、今後35年間で30%以上の保有床面積の縮小を目指す公共施設マネジメント計画を推進し、転入定住促進に資する跡地の活用と、財源を確保しながらのコンパクトな施設整備に取り組みます
28.老朽危険空き家対策を進めるための条例を制定します
29.市バスの民営化については、現在の高齢者パスの利用を全路線に拡大するとともに、路線は3年間固定の上、その後の補助路線を市もともに検討していくための体制を整備します
30.自転車で移動しやすいことをまちの強みと位置づけ、不法駐輪対策、交通マナー、自転車道の整備など、総合的な自転車政策を推進します

広瀬幸夫 兵庫民報ページより

政治姿勢
?憲法を市政に生かし、「地方自治の本旨」を堅持
?一党一派にくみせず特定の団体・組織に片寄らない
?暮らし直結の課題ではとことん住民合意をめざす
?公約を守り市民に誠実な市政運営につとめる
?福祉犠牲ではなく、不要不急事業の徹底的見直しや行政の無駄を省き財政再建
?国の悪政に立ち向かう

政策の柱
?育児・保育支援、35人学級拡充、こども医療費無料化、中学校完全給食など「子育てするなら尼崎といわれるまち」
?国保料引き下げ、医療・介護充実、地域交通確保など「元気で長生きできるまち」
?中小企業振興条例、公契約条例などで「暮らし・経済、安全安心のまち」
?原発ゼロ、CO2削減、平和市長会議参加、市民活動支援など「環境・平和・市民文化のまち」
?「公開・参加・協働・自治のまち」
をめざすことを掲げ、これらを実現する上で、「政党・団体・個人の平等を尊重し、清潔・公正・民主・市民共同を重視」する。


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