考えたこと2

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ルンバ
こないだルンバが掃除をした後、勝手に充電器のところに行っているのを見た。

いつもは終わった後もしばらく放っておくのだが、終わった直後に行くといつもは緑色のランプが橙色になって点滅していた。
ルンバは日本の掃除ロボットと違って話さないが、話さないからこそこちらが想像する。
橙色のランプが点滅をしているところが、何となく「あー疲れた」と言っているように見えた。

「いやー、大変やったなあ」と、思わずねぎらう気持ちになる。

ルンバは結構な量のホコリを吸い込むので、ゴミをためるところがすぐにいっぱいになる。
毎回掃除の前には、前の掃除の時にたまったゴミを捨てておく必要があるのだ。
まあ、2回くらいなら、ためたままでもいけないことはないが…。

毎回ゴミを捨てて、掃除をしているうちに愛着がわいてくる。

掃除をする姿もなんとも言えない。
同じ所を何度も通る。
最低3回位は同じ所を通るから、きれいになるらしい。
その姿が、何となく甲斐甲斐しく見える。

前に「弱いロボット」という記事があったが、まさにそのとおりだと思う。

これがもっとゴミの容量が大きくて、手入れが要らず、吸い込む力も強くて1回通ったらきれいになって、部屋を合理的に走って掃除するようなロボットになったら、ちょっと違うだろう。
手がかからないと、愛着がわかない。
単なる掃除ロボットになってしまう。

ルンバは単なる掃除ロボットではない。

あんまりかしこくなったら、良さがなくなるのではないか。

そんな風に思わせる魅力がある。

走行パターンといい、ゴミ捨ての手入れの頻度といい、ランプの色といい、絶妙なバランスでできている。

新型を作る時には、そこを考えるべきだろう。

ホントによく出来ている。

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