考えたこと2

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トスカーナの休日
何気なく映画を録画して見た。2003年の作品。「トスカーナの休日」という映画。
ダイアン・レインが主役でいい味を出している。

アメリカ人の作家が離婚し、訴訟を起こされ、何もかも元夫に残してイタリアのトスカーナにやってくる。
そこで目にとまった古い屋敷に一目惚れし、その屋敷を買う。
改修をするのだが、その業者が連れてくる人足が、ポーランド人や文学の教授など、変わった人たちで、仲良くなる。

ローマにシャンデリアのガラスを買いに行って、恋をして破れたり、アメリカから友達が恋人にフラレてやってきて出産したり、若い二人の結婚を助けたり、いろんなことがある。
その中で主人公は悲しんだり、喜んだり、自暴自棄になったりしながら日々を過ごしていく。

イタリアのトスカーナ地方の自然が描かれている。
すごくきれいだ。
そして、人々が明るい。
イタリアというと、景気が悪く、ヨーロッパの中でもシンドイ国だと思っているが、そんなことはどこ吹く風で、とにかく明るい。

そして、主人公はトスカーナで人生を取り戻す。
最後に主人公は言う。

「アルプスのウィーンとベニスを結ぶ線路が敷かれたのは実際に列車が走るずっと前のことだ。
線路が敷かれたのはみんなが未来を信じていたからだ。
人は人生の曲がり角を経て、見知らぬ地に行き、生まれ変わるのだ。」

この映画を見ると、イタリアに行ってみたくなる。
トスカーナは美しい。

人はだれでも人生を振り返りたい時がある。
その時が早いか、遅いかは人による。
この主人公は結婚に失敗して、そういう状態になった。
いろんな理由がある。
人はそれぞれに、自分のトスカーナを見つけないといけないのだろう。

イタリア語がわかればなあ。


| | 映画・舞台 | 00:55 | comments(0) | trackbacks(0) |

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