![]() |
2014.10.26 Sunday
ジャージー・ボーイズ
クリント・イーストウッド監督の作品。
レイトショーを見に行った。 フォーシーズンズという白人4人のバンドの物語。 60年代のアメリカンポップス満載だ。 Wikipediaによると、「アメリカ合衆国の、1960年代中期に世界規模で成功したロックおよびポップス・バンド。ヴォーカル・グループの殿堂はビートルズよりも以前に最も人気のあったロック・バンドだとしている」と書いてある。 アメリカの田舎から都会に出てきて成功し、ヒットチャートを駆けのぼり、そしてツアー先で仲間割れがあって、そしてバンドは解散、そしてソロで続けるというパターン。 もとはブロードウェイ・ミュージカルだったものを映画化した。 中に出てくる曲で唯一知っていたのが「君の瞳に恋してる Can't Take My Eyes off You」だった。 この曲をトップテナーのフランキー・ヴァリが歌うシーンは素晴らしい。 ペット・ショップ・ボーイズが歌っていたが、こっちがオリジナル。 この場面は泣ける。 そして、圧巻はフォーシーズンズがロックの殿堂入りするということで、オリジナル・メンバーで25年ぶりに歌うところ。 みんな白髪になってしまったが、4人揃って歌う。 ロックの殿堂はオハイオ州クリーブランドにある。 2003年にアメリカに出張した時に行ったが、その時はフォーシーズンズは気にかけていなかった。残念。 映画としては今ひとつだったが、音楽はよかった。 リードボーカルがファルセット(裏声)で歌う、60年代のポップスから生まれたパターン。 黒人の専売特許かと思っていたが、白人のバンドもいたんだなあ。 ちなみに、ジャージー・ボーイズという題名は、ニュージャージー出身の4人組だから。 あの頃のアメリカのポップスは底抜けに明るい。 その事がわかった映画だった。 |
![]() |