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2014.10.20 Monday
健康寿命
少子高齢化ということは、高齢者が増えるということだ。
歳を取ると、病気になりやすい。 できれば年をとっても、健康でありたいと思うのだが…。 その目安が平均寿命と健康寿命である。 平均寿命は何歳まで生きるかという平均値。 健康寿命は、実際に自立して健康でいられる年齢の平均値。 これがどうなっているかということだ。 平成22年の厚労省のデーターによると、日本の男性の場合は、平均では79.55歳まで生きられるが、健康でいられるのは70.42歳。 女性は寿命は86.30歳で、健康でいられるのは73.62歳とのこと。 つまり、男性は9年、女性は13年、亡くなるまでに不健康な時代があるという。 そういえば、ウチの父の場合は10年ほど病気とつきあったと思う。 実際、病院に入院したりしたのは最後の半年くらいだったが、それまでも何やかや入退院を繰り返していたのは事実。 だいたい合っている。 ということは、健康でいられるのは平均的には男性なら60代までということだ。 ウチの母は、やりたいことや行きたいところがあれば、60代のうちにすましておくこと、と言っていた。 70になると、身体がシンドくなるから、という理由だ。 それはある程度統計的に正しいということになる。 健康でいられるのが、70歳や73歳だから、できれば60代でということになるのだろう。 みんなが思うのは、ずーっと元気でいて、コロッと死んでしまうということだと思う。 でも、残念ながらそう簡単にはいかないだろう。 健康でいるのは難しい。 生活習慣に気をつけて、運動をして、ストレスとうまく付き合って、塩分を控えめに、太り過ぎないように甘いものも控え、煙草は吸わず、酒もたしなむ程度にして、よく寝て早起きし…。 しかし、そんな生活をして生きていて面白いのか。 健康ではいたいと思うが、そんな品行方正な生活では息が詰まりそうだ。 適度にヤクザな生活をしながら、健康でいて、コロッと死ぬ。 これがベストだ。 そうなるためにはどうしたらいいか、これを今から考えないとイケナイ。 |
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