考えたこと2

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体育祭の季節
10月は体育祭の季節。
学校では生徒が体育祭の練習をしている。
ウチの近所の私立の女子校の前を通ったら、驚いた。

「オラァ、お前らなにエラそうな顔して立っとんじゃい!」

これにはビックリした。
太い声で、まるでそのスジの人のような感じだった。
それもメガホンを使っていたので、声がでかい。
怒鳴ってから、ここは学校だと気がついたのか、そこから小さな声になったが、回りの家の人たちはみんな聞こえただろう。

学校のグラウンドの回りには、植木があって見えないようになっているのだが、ちょっと覗くと生徒が集まっていて、今から体育祭の予行演習か何かをやるという感じだった。

そこの私立の女子中高はだいぶ前から定員割れしている。
経営は苦しいだろう。
これから子どもが減っていくのに、あまり良くなる希望もない。
学校法人としては、昔は幼稚園から大学まで全部持っていたが、小学校は早くやめてしまって、今は幼稚園、中高、短大、大学になっている。
中学は定員の半分、高校は今年からちょっと編成を組み替えて頑張ったが定員を少し割れた。
去年までは定員の7割程度だったことを考えると、善戦している。
それでも、苦しい学校だ。

その数日後、今度は別の学校の前を通った。灘区にある女子校。
こちらは私立のミッションスクール。
放送部の女子が練習しているのか、丁寧な内容だった。
聞いていて気持ちがいい。
同じ高校でもえらい違いだ、と思った。
案の定、こちらは定員は充足している。

貧すれば鈍するということだろう。
かたや先生が怒鳴って生徒を恫喝し、かたや生徒の自主性を重視しているようだった。
だからどうという訳ではない。
そうだから、そうだ、ということだ。

一時が万事とは思わないが、それでもあんなふうに指導をしていて、生徒たちはどう思うんだろうか。
そのうち、あの声や言い方に慣れてしまって、耐性ができるんだろうか。

昔からそうだったんだろうか。

何となく複雑な気持ちになった。


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