考えたこと2

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格差の問題
資本主義が一番進んでいるのはアメリカだろう。
これがどんどん進むとどうなるのか。
一つの必然が格差が広がるというものらしい。

格差が大きくなりすぎると、大きな問題になるという。

2013年のアメリカの所得を見ると、上位3%の世帯が全所得の30.5%を取っていて、その次に豊かな7%が16.8%を取っているらしい。
つまり、上位10%の人で、ほぼ半分の富を占めているということだ。
前からそんなことは聞いていたが、スゴイ格差である。
一割の人が半分の富を取って、残りの9割で半分を分けている。
たしかに、アメリカの企業の社長や会長の給料は驚くほど高い。
日本と一桁違う、という感じだ。
2010年以降、格差は拡大しているらしい。

この格差の結果、需要は弱くなり、教育水準の向上ペースが鈍化したということだ。
たしかに、購買力は極端な二極化、それも勝ち組が少ない二極化なら落ちていくだろう。
また、貧しい家庭に生まれた子どもたちが、大学を卒業するのが難しい状況になってきているとのことだ。
これは是正すべきだろうと思う。
そうしないと、国力が落ちてしまう。

アメリカという国は、やる時はやる国だと思う。
今は格差が拡大しているが、そのうち、これではダメだという世論が起きるのではないか。
いや、実際そういう世論もある。
ただ、貧しい人たちはそういう声も上げにくい環境にあるのだろう。

翻って、日本はどうなんだろうか。
この国の格差は世代間格差だと思う。
少子高齢化で高齢者の声がどんどん大きくなって、政治家は高齢者の方しか見ていない。
今手当をすべきなのは、若い人たちにどうやって希望を持たせるかということだと思う。
そのためには、社会保障の問題をどうするのか、道筋を示さないといけない。

もう一つは義務教育だ。
これは本当に傷んでいると思う。
塾に行かないと勉強が出来ない、というような状況は何とかすべきだ。
義務教育というのなら、国にはちゃんと教える義務がある。
公教育の義務だ。

それを何とかしないといけないと思うのだが…。


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