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2014.08.06 Wednesday
原爆追悼式典
今日は広島に原爆が落ちた日。
うちは父の実家が広島なので、なんとなく追悼式典をやっていると見てしまう。 前にも書いたが、祖母は原爆が落ちた後広島市に行ったと聞いた。 今日の式典で広島市長が、平和宣言の中で「我が国を取り巻く安全保障状況が厳しさを増している今こそ、日本国憲法の崇高な平和主義のもとで、69年間戦争をしなかった事実を重く受け止める必要があります」と言っていた。 その事実を軽く受け止めている、という人などいるのだろうか。 今現在、進んで戦争をやりたい、と思っている人などいないと思うのだが…。 新聞、テレビなどのマスコミは嫌韓・嫌中を煽っているが、だからといって、戦争を仕掛けるということなどないと思う。 特に中国に戦争を仕掛けるということなど、自殺行為だと思う。 きっと誰も望んでいないはずだ。 戦前はアメリカに戦争を仕掛けるというバカなことをやったのは事実だが…。 冷戦が終わって、中国が台頭し、今や日本を抜いてGDP世界2位になった。 中国の覇権主義というものを南シナ海や東シナ海で感じる。 特に南シナ海では本気で自国の海域を広げようという野心を持っているように見える。 ベトナムやフィリピンは頑張っている。 どう考えても、中国の言っていることはムチャだろう。 この69年間、戦争をしないで済んだのは、もちろん日本が戦争をしない国だと宣言していたからだが、それはアメリカと安全保障条約を結んでいて、日本を攻めることはアメリカを敵に回すことになったからとも言えるのではないか。 そのアメリカがぼちぼち「世界の警察」をやめようとしている。 お金がないからだ。 その分、中国などが台頭してきている。 アメリカが背後にいるのと、いないのとではだいぶ違うと思う。 強い用心棒がいたから、いじめられなかったのではないか。 ぼくはケンカなどできないから、学生の頃、それはいい考えだと思った。 でも、ぼちぼちその強い用心棒が、弱くなってきた。 となりにはどんどん強くなろうとしている、昔の敵(かたき)がいる。 そうなると、日本は集団的自衛権というものを使いますよ、と言っておかないとイケないと思う。 それは戦争をしたいから言っているのではなく、戦争を防ぐために言っているのだ。 何度も言うが、今の日本に戦争をしたいと思っている人などいないと思う。 でも、今の中国を見ていると、そう言っておかないとイカンと思う。 それは間違っているのだろうか…。 |
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