考えたこと2

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微生物発電
発電というと、ぼくが小学校で習った時は水力と火力がメインだった。
ダムを作って、水力発電というのは、その頃多かったんだと思う。
黒部ダムとか、すごいダムだというような事を習った気がする。

しかし、ダムによる環境破壊問題などで水力が減って、次第に火力の時代になった。
石炭から石油というところだった。
今は天然ガスもある。
要は熱エネルギーでタービンを回して発電するのだから、熱があればいい。

そして原子力が増えた。
しかし、震災後原子力は止まった。
関電などは原発比率を上げていたから、今は苦しいのだろう。
あわてて火力に切り替えている。
電気代が上がり、また本格的に上がるらしい。

いろんな問題があって、再生可能なエネルギーというのが必要になっている。
厳密な意味で再生可能ではないのだが、要は太陽や地球の自然エネルギーを電気に変えるということだ。
いろいろと研究されているが、日経によると微生物での発電、ということが研究されているらしい。

用途は廃液処理。
廃水を浄化しながら発電できるというシステムを考えている。

化学工場などの廃液処理を微生物にやらせ、それらが有機物を分解する時に発生する電気を蓄える、ということだ。
リクツはわからないが、カーボンナノチューブなどを使って、効率を上げたらしい。

この研究は微生物の研究者だけでは進まず、触媒や素材の研究者も必要になってくるとのこと。

なかなか面白い。
微生物だから、すごく微弱な電気しか作れないのだろうが、それを集めると実用化も見える。

こういうのを見ると、発電も用途別にコストの安いやり方を考えないといけないと思う。

分解する有機物がある時は、微生物での発電がいい。
夏場の家庭の電気は、屋根の上の太陽電池でやる。
たくさんできた電気は、リチウム電池にためて夜に使う。
海辺では波力、温泉では地熱、風の強いところでは風力というようにならないのかな。

要るものを要るだけ、適材適所というやり方だ。
それなりに合理的な気もするのだが…。

しかし、電力会社がベースになる電力を供給してくれるのが前提だろう。

そのベースをどうやって供給するかは問題だが…。


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