考えたこと2

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ギブソン
ギブソンというとフェンダーと並んでアメリカの、というか世界の2大ギターメーカー。
ソリッドタイプのエレキギターの基本の形を作った会社の1つだと思う。

一つはギブソンのレスポール。
もう一つはフェンダーのテレキャスター。
断っておくが、これはぼくの偏見だから、そのつもりで。

フェンダーは工業製品という感じで当たり外れがあまりなく、ギブソンはある意味「いい加減な」作りで、当たり外れが大きい(その分、当たった時は大当たり)という話を聞いたことがある。
たしかに、フェンダーのギターよりも、ギブソンのギターの方が工芸品の趣きがある。

例えば、ギターのボディとネックがまっすぐつながっていなかったり(13度の傾きがテンション等でベストらしい)、音を拾うピックアップもコイル2つをセットにしたハムバッキング(ノイズが少なく、出力が大きい)のタイプが使われている。

そして、ギブソンはセミアコースティックとかフルアコースティックという、ジャズなどで使われるタイプのギターもたくさん作っている。(昔の漫才師が持っていたギターといえばわかるだろう)
あれなどは工芸品の粋だ。色のバリエーションも多い。

そのギブソンが7月に東京に直営ショールームを開いたという。
そういえば、最近のギブソンは自動チューニングマシンの採用など、エレクトロニクス方面に力を入れている。(チューニングマシン自体はドイツの会社のOEMだが…)
フェンダーはアンプや電子機器の分野にも進出しているが、そこに追いつこうと頑張っている感じだ。

知らなかったが、ギブソンは日本のオンキョーに出資したり、ティアックを子会社化したりしている。
ティアックは録音機器などで有名な会社。
本業での儲けも新しいCEOの元で拡大しているらしく、鼻息が荒い。
日本発のギブソンブランドのエフェクターなど、出てくると面白い。

ショールームの写真を見たが、70種類のギターが飾ってあって、何台か弾ける状態になっている。

ギブソンとフェンダーの一番大きな違いは、やっぱりピックアップだ。
ギブソンのハムバッカーは音が太く、音圧がある。その分、ちょっと丸い音になる。
フェンダーのシングルコイルのシャリシャリした、軽めの音とは明らかに違う。

ぼくは最初はハムバッカーだった。グレコという会社の、レスポールモデルが最初のエレキギターだった。コイルが1つより2つの方がいい、と単純に思っていた。実際にノイズが出ないこともよかった。
それで、レスポールに似たヤマハのSGというモデルを買った。

でも、ここ10年ほどはシングルコイルのファンになった。
シャリシャリした高音が魅力的だった。
それでテレキャスを買った。

今はちょっとハムバッカーに回帰している。
あの暖かい音がまた良くなってきた。

いろんなミュージシャンを見ても、二つに分かれている。

個人的にはまたギブソンの時代が来たなあ。
東京のショールームにはいつか行ってみたいと思う。



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