考えたこと2

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オケ老人
杏が主演の2016年の映画。
初めて実写映画に主演した作品。

題名からわかるように、「梅ヶ丘交響楽団」という年寄りばかりのオーケストラが舞台。
全くのポンコツ楽団。
こういう映画を撮ろうとしたら、役者には事欠かないのが日本の強みと言ったら言い過ぎか。
小松政夫、左とん平、石倉三郎、藤田弓子など、芸達者の俳優。
なんとなく、楽しんで演じているように思える。

そこに間違って入ってしまったのが、杏が演じる高校教師。
若い人があまり出てこないのだが、それが日本の地方の未来を表しているようだ。
杏と同僚の高校教師(坂口健太郎 初めて知った)、団員の娘(黒島結菜 こっちも初めて)くらい。

ライバルの梅ヶ丘フィルハーモニー(これと間違えて、梅ヶ丘交響楽団に入った)との確執が、物語を盛り上げる。
だんだんと老人たちと打ち解けていき、トラブルもあって指揮を任される。
楽団員もだんだんと増えてくる。

フランス人のプロの指揮者が出てくるが、この人が「音楽は楽しくやるものだ」という。
それが物語を盛り上げる。

杏の指揮がいかにも素人臭いところは演技指導だったのか…。
クライマックスの演奏会の「威風堂々」が、下手な頃と大違い。
定番のストーリーだが、笑いあり、涙ありでまとまっている。

見ていて、「1万人の第九」を思い出した。
思いきり、楽しくやろう、という音楽への向き合い方。
終わった後の「ブラボー」の感動…。

これまた、音楽はいいものだ、という事を思い出させてくれる映画だ。

長らくサボっていたギターの弦の交換をやって、ネックの掃除をした。

また頑張ろう。


| | 映画・舞台 | 19:32 | comments(0) | trackbacks(0) |

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