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2018.01.31 Wednesday
アマゾンのサザエさん
サザエさんのスポンサーにアマゾンが名前を連ねるらしい。
今日の日経に書いてあった。 サザエさんといえば、ぼくが中学の頃からやっている長寿番組。 最近の若い人は浪平やノリスケの批判もあるそうだが、批判するということは、見ているという事でもある。 ずっと東芝がやっていたが、家電事業を売却したのであまり意味がなくなって、3月に降板が決まった。 しかし、アマゾンジャパンもいいところに目をつけたと思う。 大人から子供まで、なんでも売っているのだから、まさにターゲット層になる。 若者のテレビ離れは深刻だが、それでもある程度の視聴率は稼いでいるのだろう。 関西の8チャンネルなどほとんど見ないが、これだけは日曜日にいたらつける。 日本の看板企業が降りて、アマゾンジャパンが入るのも、世の趨勢を表している。 アマゾンは赤字体質らしい。 それでも、ネット通販では右に出るものがいない。 日本でも、圧倒的な強さを誇っている。 町の本屋はアマゾンができて、どんどん潰れたし、今や毎日使う消耗品などもアマゾンで注文する方が楽だったりする。 アマゾンエコーというスマートスピーカーも調子がよさそうだ。 人工知能のアレクサも、いい線をいっているという記事も多い。 さらに、いろんなものにアレクサが搭載されて、出てくるという。 そういう連携が上手なのだ。 プライムサービスも値段の割にいいと思う。 アマゾンミュージックは聞き放題になるし、プライムビデオも見放題だ。 アマゾンスチューデントで学生の囲い込みもうまい。 しかし、このままいくと、小売店がどんどん潰れて、アマゾンの天下になるんだろうか。 そうなった時に、どーんと値上げされても困る。 卸、小売りを中抜きして、送料は無料になったりするが、競争相手がいなくなると、じわじわと上げるのかもしれない。 やっぱり競争相手がいないとイケナイ。 そういう意味では楽天か。 楽天も頑張っているのだが、やっぱりアマゾンの方が便利なことが多い。 そのうち、サザエさんのスポンサーも。アマゾンジャパン1社になるかもしれないなあ。 あのオープニングアニメーションで、アマゾンの文字が出てくるところを想像すると、ちょっと恐ろしい。 その日が来るかもしれないぞ。 |
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