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2018.01.25 Thursday
AIの読解力
中国はAIの開発に力を入れている。
その中国で、アリババという会社のAIが読書や理解力のテストで人間のスコアを超えたという。 スタンフォード大学のテストに挑戦して、10000問以上の質問に対して正確な答えを返すという課題で、82.44点を出したという。 対する人間のスコアは、82.304点。 どんな試験か知らないが、10000問以上の文章を読んで、答えを出すということだから、大したものだ。 中国に遅れて、マイクロソフトも82.650点を出したらしい。 記事によると、 「学会などAIの研究分野では、すでに中国勢が圧倒的多数。年々、論文数の割合も増え始めています。特に商業面や軍事において論文数の増加傾向は顕著です」(日本のAI研究者) ということだ。 文章を理解するAIの能力が上がると、コンピューターが本を読めるということだろう。 これはスゴイことだ。 見たものが何かということの理解どころではない。 どんな形でそれを覚えることができるのか、果たして人間のように記憶ができるのか、それが気になる。 24時間、365日延々と本を読むことができれば、すごい勢いで賢くなるだろう。 それこそ、世界一の天才になるはず。 すでにそういうプロジェクトが発足しているのかもしれない。 そういうAIがターミネーターのような世界を招かないとも限らない。 もちろん、今すぐにではない。 それでも、何年か経てば、そこまでいくのかもしれない。 多くの人が仕事の形を変えないといけなくなるだろう。 知識が必要な仕事のはAIに聞けばよい。 その時、人間は何をやるのか。 困ったことだが、考えておかないといけないだろう。 エライ時代になったものだ。 |
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