考えたこと2

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ネコの格言
ネコにちなんだ人生指南の本はたくさん出ている。
最近フランスで発行され、22カ国で翻訳された本が「猫はためらわずにノンと言う」。
それを紹介しているページを見た。

なかなか良さそうな本だが、値段が高いので古本になるのを待つことにする。
その紹介記事の中に、ネコについて書かれた格言がある。
ネコ好きはネコに哲学を感じているのがよくわかる。

「猫と犬との違い。
犬は人に食べさせてもらい保護してもらっているから、人を神だと考える。
猫は人に食べさせてもらい保護してもらっているから、自分を神だと考える。(アイラ・ルイス/俳優)」

「犬には主人がいて、猫には下僕がいる。(デイヴ・バリー/作家、コラムニスト)」

「私たちは猫を飼っているのではなく、猫に飼われているのだ。(フランソワーズ・ジルー/ジャーナリスト、作家)」

これらはよくわかる。

人間に飼われていても、媚びないところがいいのだろう。
ネコ好きの人はだいたいそういう感じだと思う。
ある意味、独立しているところがいいのだ。

だからといって、全く独立しているはずがない。
ペットとしてのネコだからだ。
でも、飼い主に依存はしているが、その関係も微妙なところだ、ということも格言になっている。

「猫はとりあえず欲しいものを要求するのはタダだと思っている。(ジョセフ・ウッド・クラッチ/作家、批評家)」

「もしあなたが猫の愛情にふさわしいなら、猫は友人にはなるが、奴隷にはならない。(テオフィル・ゴーチエ/詩人、小説家、劇作家、評論家)」

それでも、結局は飼い主のことを理解してくれる、と思っているのだ。
そうでなくては、ペットにならない。

「この世で唯一私を理解してくれるのは、うちの猫だ。(ディアヌ・ゴンチエ/作家)」

こういう人が増えたから、ネコの飼育数がイヌを超えたのだろう。
イヌには人生哲学をそれほど感じないが、ネコには感じることが多い。

その仕草や態度が人間をして思わせる。

早く古本が出回らないかな。


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