![]() |
2018.01.14 Sunday
宅配ボックス
国土交通省が、宅配の再配送によるロスを計算したらしい。
それによると、再配達は全体の2割あり、年間9万人分の労働力が消費され、CO2の増加は42万トンに相当するとのこと。 通販がどんどん増えていくと、ロスはどんどん大きくなる。 困った話だ。 だから、コンビニで受け取るとか、配送日時を指定するとか、いろんな事がやられている。 一方で、昼間に誰もいない家が増えている。 単身世帯や共働き世帯が増えているのだ。 ぼくもネット通販をよく利用するが、クロネコが再配達で困っていると聞いてちょっと気が引ける。 だから、クロネコクラブに入って、配達時間を指定できるようにした。 再配達をしなくてもいいようになるのだ。 再配達の対策として、福井県で宅配ボックスの設置による実証実験が行われた。 その結果、再宅配率が49%から8%にまで下がった。 宅配ボックスとは、共働きの世帯などに設置していつでも宅配便の受取が出来るようにするものだ。 数万円で設置できる。 配達して、箱に入れたら機械的にハンコを押せるようになっている。 これなら時間を気にせず注文できる。 ワンルームの学生マンションなどに設置するのはいい考えだ。 遠慮なくネット通販を使うことができる。 実証実験では宅配ボックスを設置するための補助金が出たらしい。 実験が有効だと分かったら、どんどん拡大すればいいのだ。 既得権を守るような補助金を削り、宅配ボックスに補助をすればいい。 新築のマンションなどは最初から設置すればいいのだ。 どうだろうか。 |
![]() |