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2018.01.13 Saturday
2番めに嫌なこと
嫌なことをやるためには、もっと嫌なことをやろうとすることだ。
常日頃、時間があればジムに行こうと思っているが、いつも行こうとすると面倒くさくなる。 生来の無精者の性格が出てしまう。 今年は、年末年始の休みに入ったら、4月からの仕事の準備をしないといけないと思っていた。 思っていたというより、やらないといけないのだ。 それでも、なんとなく手がつかない。 ジムに行くのと、仕事をするのとどっちが嫌かというと、仕事の方。 だから、年末はジムに行った。 なるほど。 ジムに行くのが面倒くさいのだが、それよりも仕事をするのが嫌だから、ジムに行ける。 つまり、嫌なことをするためには、もっと嫌なことをしようとするといい。 これはいい考えだ。 人間は思っていることと行動が一致しない、厄介な生き物だ。 やらなければいけないとわかっていても、それをやるとは限らない。 書店には、嫌なことをやるための本がたくさん並んでいたりするが、決定的なものがないから、あの棚の本がなくならない。 「やらなければならないことをやる」、これは人類の一大テーマだ。 その答えが「もっと嫌なことをやろうとする」ことだ、というのは意外と正解かもしれない。 しかし、これは自己啓発本にはなりにくいだろうなあ。 |
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