考えたこと2

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人生の逆算
人生100年時代というが、長くなった老後で一番の問題は「いつ死ぬか」ということだと思う。
それさえわかれば、そこから逆算していろんなことが決められる。

はっきり決まるのが重荷なら、5年単位でもいい。
だいたいいつ頃死ぬか、ということでも情報としては大きい。
75歳くらいとか、90歳くらいとか、そういうことだ。
それがはっきりすると、残りの時間が決まるから、どれくらい資金に余裕があるとか、逆に足りないから今のうちに始末するとか、もっと稼ぐとか、そういう計画がたつ。
今の状態なら、長生きのリスクを考えざるを得ないから、ひたすら節約するだけだ。

ほとんどの人が80歳を超える今となっては、長生きはリスク以外の何物でもない。
経済的な問題をどうするのか。
生きる目的をどうするのか。

最近のネット記事でも、どうやって人生の終盤を生きるかというようなものが増えている。
どうも結論としては、なるべく長く働くこと、副業などを持つこと、趣味を持つこと、社会とつながることなどがあがっている。
どれもそうだと思う。
でも、全ての悩みの元は「いつ死ぬか」ということがわからないことだ。

人類が生まれてからこっち、「いつ死ぬか」が問題になったことなどないだろう。
そんなぜいたくな悩みは持ちようがなかった。
「死」は忌避すべきものであり、「どうやって長生きするか」が問題だったと思う。

ところが医療と社会保障が進んだ日本では、そうではなくなってきたということだ。
もちろん、めでたいことではある。
しかし、そういう人がどんどん増えているというのが、少子高齢化社会。
このままでは、社会がたちいかなくなる。

遺伝子工学が発達すれば、ある程度わかるようになるかもしれない。

日本は、この分野では世界のトップランナーだ。
そのうち日本のようになる国々の見本を作らないといけない。

この30年ほど失敗しているが、今からでも取り返したい。

みんなで知恵を出そう。


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