考えたこと2

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知性は大事
アメリカでトランプ大統領の事を書いた本が出版され、話題になっている。
「炎と怒り」という本だ。

ヤフーニュースの記事によると「同著によれば、側近の多くが、トランプ氏のことを「まぬけ」と言い、大統領として適任ではないと考えているという。トランプ氏は同著を“フェイク・ニュース”ならぬ“フェイク・ブック”と呼んで反撃しているが、ツイッターで反撃するほど売れ行きは伸び、トランプ氏に“負の効果”をもたらしている。」とのこと。

彼の言動が報道されるのを見ていると、そういう感じもあるのは事実。
とにかく、何か言われたら言い返さないと気がすまない。
ツイッターというツールができたこともあるが、そこが今までの大統領とは違うところだと思う。

普通は大きな影響力を持つアメリカ大統領だから、軽はずみな発言は自重するものだと思うのだが、そんなことは気にしない。
そういうところが、トランプ支持者にも受けているんだろう。
でも、今回の一連の大統領のツイートの記事を見て、日本人なら謙虚さに欠ける、と思うのではないか。

自分で自分のことを「安定した天才」と言っている。
「天才」とはある意味破天荒なものだが、いったい「安定した天才」とはどんな人なんだろう。
自分でそう言ってしまうところが何とも言えない。

ブッシュ・ジュニアもいろんなジョークのネタにされ、かなりバカにされた面があるが、それでもここまで露骨に反応しなかったと思う。
ちゃんと側近の言うことを聞いたのだろう。
言いたいやつには言わせておけ、ということだ。
いちいちかまっていたら、相手の思う壺だということもある。

トランプ大統領の場合は、本当に歯止めがない。
核のボタンについても、北朝鮮に対して「俺のボタンのほうが大きい」などと言っている。
アメリカでは、上院外交委員会が「核兵器を使用する大統領権限」について公聴会を開催したとのこと。
今は大統領の一存で核攻撃をすることができるが、それに議会の承認という歯止めをかけよう、ということらしい。
やっぱりみんな心配しているのだ。

こういうことを言うと、いやいやそれは彼の深謀遠慮で、支持率を上げるためにわざとそういうことをしているのだ、という人もいる。
そうかもしれない。
しかし、去年1年間の彼の言動を見ていると、本当に心配になる。

そういう意味では、タイムリーな出版だった。
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