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2018.12.26 Wednesday
年賀状
もうちょっと遅いが、今年も年賀状を出す時期。
ようやく今日ポストに持って行った。 日経を見ていたら、終活年賀状という言葉があった。 なんとなく意味はわからなくもないが…。 年賀状に「今年限りで失礼させていただきます」などと書くらしい。 終活として、もう人間関係を整理するという理由。 なるほど。 もうあと何年かしたら、ぼくもそうしようかなと思う。 そういうふうにして、だんだんと整理していかないと、ずるずる残るしスッキリしない。 終活年賀状の文例を紹介するサイトもある。 謹賀新年 ○○様におかれましてはお健やかに新春をお迎えのことと存じます。 さて、私も高齢になり、手足の衰えを感じるようになりました。毎年の年賀状も今年限りで失礼させていただきたいと思います。 勝手ではございますが、今後も変わらぬおつきあいのほどお願い申し上げます。 というのが一例。 最後の年賀状だから、ぼくが出すとしたら、もう少しひねりたいと思うが…。 年賀状を出す人は確実に減っている。 若い人たちは、メールやSNSで済ませるようになっているからだ。 うちの息子たちも、数年前まで書いたりしていたが、去年あたりはほとんど出していないようだ。 2019年の年賀状発行枚数は24億枚。2004年がピークで、44億枚だった。 ほとんど最盛期の半分。 これからも、その傾向は続くだろう。 いつか会社の営業でも、「ぼちぼちやめようか」ということになるかもしれない。 年賀状の風習は平安時代に始まったらしい。 今のような年賀状は、明治に郵便制度ができてから。 まあ、100年程度続いたこの風習も、インターネットが駆逐することになる。 人生のちょうど真ん中あたりで出てきたインターネット。 ぼくらはそれが起こす変化を見ることができる。 それはラッキーなことだ。 さて、あと何年年賀状を送るかな。 |
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