考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
幼稚園の音楽会
今日は近所の幼稚園の音楽会。
評議員を頼まれて、行事を見にいっている。

幼稚園の音楽会は二十数年ぶり。
だいぶ曲が変わった。
年中と年長組があったが、年中の方は何となく聞いていて分かる曲。
子供らしい感じだった。
合奏のおもちゃのチャチャチャは唯一知っている曲。
カスタネットやタンバリン、トライアングル、すずを持って、曲に合わせて自分のところで鳴らす。
上手にやるものだと思う。
年中は人数が少なく、1組だけ。

それに対して年長組はやっぱりしっかりしている。
このあたりの1年は大きい。
体格はともかく、人間が発達するということがよくわかる。
顔つきが違う。
この調子でずっと成長したら、どんなに素晴らしいだろうと思うが、残念ながらそんなことはない。
それどころか、年をとったら退化するのだから、困ったものだ。

年長は2組ある。
歌は結構大人っぽい歌詞。
日本人がませてきているのか…。
「勇気」とか「愛」とかいう言葉も出てくる。
何となく、大人が子供が歌うのを聞いて感動する、というのを狙っているような気がした。
あどけない子供が、そういう歌を歌うということが、感動を呼ぶのだろう。
でも、歌っている子どもたちは、教えられたとおり歌っている。
実際、涙ぐんでいるお母さん方もいたが…。

メロディも半音がたくさん出てくる、結構難しいものもあった。
それこそ、コードは結構難しい。
先生のピアノは上手だったが、無邪気に歌うという感じではなかったなあ。

秋に運動会に行ったときも感じたが、大人を感動させるためにやっている感じがある。
何となく、そんな気がした。

ぼくらは「犬のおまわりさん」なんかを歌っていたと思う。
幼稚園の音楽会の記憶はもうないが、そんなものだったはず。
「勇気」や「愛」などという言葉は少なくとも出てこなかった。
そういうものは、幼稚園児が歌う歌詞ではない、というのが当時の常識だった。
今の若い先生とはだいぶ違うんだろうなあ。

最後に年長組全体でハンドベルの演奏もあったし、カスタネットの振り付けもあったし、いい音楽会だったと思う。
それでも、何となく少なくなった子どもたちに来てもらうために、決定権のある大人にアピールするような商業主義を感じてしまった。

年をとると、世の中についていけなくなる。



| | 考えたこと | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/237093
トラックバック