考えたこと2

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大御所の芸人
関西の芸人を見ていると、大御所と言われるようになりかけると、何となく態度に出る人がいる。
「自分は大御所だ」という雰囲気。
そういう空気を感じると、ぼくはもう見るのが嫌になる。
明石家さんまや上沼恵美子、ダウンタウンの松本、トミーズの雅、中川家など。
鶴瓶もそういう感じはあるが、ギリギリのところ。

そういう意味では、昔の芸人はエラかったと思う。
年はとっても所詮は芸人、という感じがあった。
当時は芸人のランクが低かったからかもしれない。
俳優、歌手の下だったし、本当の文化人等が出ていた頃だ。
だから、所詮は河原乞食という謙遜もあったのだろう。
本当の大御所の人たちは、いくつになっても、謙虚なものだった。

今は民放はお金がないから、相対的に芸人を使う頻度が上がった。
ギャラが安いからだ。
頻度が上がると勘違いする人もいる。
そんな歳になっていなくても、人気が出ると回りもちやほやするんだろう。
何となく、大御所になったような気になるのではないか。

そういう態度は、笑いの対極にあるものだと思う。
それを楽屋落ちでやるのならかまわない。
業界人だけだからだ。
そういう雰囲気を放送で出してはオシマイだと思う。

また、その大御所を持ち上げるように、若い芸人たちが取り入るような場面もある。
自分を使ってもらうために、媚びるのだ。
それを番組の中で堂々とやる。
いわゆる、「イジる」というやつ。
そうなると、いよいよ見る気がしなくなる。

関東の芸人もそういうところはあるのだろうか。
でも、タモリやたけし、所ジョージなどにはあまり感じない。
あまり気にならないのは、見てないからかもしれないが…。

若い頃は、笑いは関西だと思ってきた。
今はそれほど思わない。

「よしもと」は良くも悪くも笑いをビジネスにし過ぎたのだと思う。

寂しい限りだ。




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