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2018.10.13 Saturday
ハリケーン
朝のワールドニュースで、アメリカのニュースはここ3日ほどフロリダなどでのハリケーンの被害のことがトップだ。
ハリケーンの最中に、部屋の中から放送した映像はすごかった。 直前に窓の正面にあった家が、土台から離れて流されてきれいさっぱりなくなっている。 2x4の工法で、土の上に乗っているだけなのかもしれないが、それが暴風雨で流れてしまうほどの強さ。 上陸の前から住民は避難していたようだが、あんなのが来たらどうしようもないと思う。 風速70メートルの暴風雨と高潮。 映っていたところは、海岸のすぐ近くだったが、すごい被害だ。 今日は上空から町の様子を映していたが、まともな家が1件もない。 町ごと暴風雨でやられ、上陸したメキシコビーチというところは、本当に瓦礫の町になっている。 大西洋で発達したハリケーンがまともに来るのだから、ほんとに怖い。 今回のハリケーン、マイケルは上陸時の中心気圧が919hPa、最大風速は69メートルで、勢力は上から2番目に強い「カテゴリー4」だったとのこと。 この勢力でハリケーンがフロリダ州北西部に上陸したという記録は過去にないらしい。 919hPaは、史上3番目。 近づいてくると、みるみるうちに海水位が上がったと言っていた。 最大風速69メートルは、映像ではとても外に人間が立ってはいられない。 大きな木が根こそぎ倒れていたし、車も飛ばされる勢いだった。 こないだの台風はすごかったが、それでもあのハリケーンに比べるとマシだった。 しかし、こういうのが続くと、本当に「低気圧による暴風雨を緩和する技術」みたいなものが必要になると思う。 ネットで見ると、台風の予想進路のところに潜水艦で深層の海水を汲み上げて表面に送り、海水温を下げることで台風の勢力を落とすという特許が出ているとのこと。 日本の特許だ。 これは、台風に爆弾を打ち込むとかいう派手さはないが、確実に勢力を落とせる。 台風のエネルギーは海水温の高さに依存しているからだ。 だから、温暖化が進み、台風の威力が増した。 これはいい考えだと思う。 それこそ、もめている南シナ海で、台湾、中国、韓国、日本が協力してやってみたらどうか。 もめるばかりが能ではないのだから。 |
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