考えたこと2

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市議会議長
橋下徹が書いていたが、地方の議員にとっての「上がり」は地方議会の議長ということだ。
行政の常として「非効率」がまかり通っていると思うが、なぜ地方の議会が効率化されないかと言うと、議長、副議長が任期1年となっているからだという。
なぜ「上がり」かというと、議長になると、立派な議長室、応接室などが与えられ、公用車や秘書がつくからだ。

ふーん、そうなのかと思い、尼崎市はどうなっているか調べてみた。
尼崎市には、例規検索システムというのが開放されていて、規程類を調べることができる。
それを使って、市議会規程等を調べたが、どこにも議長はどう選出されるかということが出ていない。
それがわからないから、待遇などもわからない。
ちなみに、ヒラの議員が月額64万円のところ、議長になると79万7千円、副議長になると71万7千円になる。
これは規程に出ていた。

仕方なく、尼崎市のまちづくり提案箱にメールを出して聞いてみた。
4日ほどして市議会事務局総務課から返事が来た。
どこが返事するべきか、たらい回しにされたのだろう。

それによると、議長の任期は「慣例により1年間」となっております、とのこと。
待遇については、議長、副議長には公務をするために執務室が与えられ、行事に出席する場合等の公務に使用するための公用車も与えられるとのことだ。

地方自治法上は、議長や副議長の任期は原則4年だ。
しかし、全国ほとんどの地方議会で申し合わせ事項として、議長・副議長は任期1年になっている。
1年で、「一身上の都合」で辞任して、次の人に変わるらしい。
今回は「慣例により」と書いてあったが、そういうことかもしれない。
部屋がもらえて、公用車ももらえる。

橋下さんが書いている通りだった。

たった1年の議長任期で、議会改革などできるわけがない。
非効率な会議の進め方が踏襲され、IT化は進まず、情報公開も不十分になっているとのこと。
なるべくして、こうなった、ということだろう。
でも、これではいけないと思う。

ということで、メールをくれた市議会事務局の総務課に質問しようと思う。

内容は以下。

お返事ありがとうございました。
議長、副議長が慣例によって1年で交代とのこと、よくわかりました。

市議会も会議体の運営の効率化やIT化などを図っていく必要があると思われ、そのためには議長の役割は大きいと思うのですが、1年の期間ではなかなかそれは進めることができないと思います。
有為の人材で4年がかりの取り組みが必要かと思いますが、なぜ1年で変る必要があるのでしょうか?
どういう理由の慣例なのでしょうか?

どんな返事が来るだろうか…。


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