考えたこと2

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パソコン遍歴 2
昨日の続き。

会社では、1995年にWindows95が出て、ようやく使い物になるものがでてきたという状況。
アップルは値段が高かったから一貫してWindowsだった。
アップルはパソコンのフェラーリ(贅沢品のこと)と言われたりもした。
出版業界や芸術家、医者にユーザーが多かったのもあるだろう。

そういえば、95年にマックのPowerbook180cというのを買って、初めてパソコン同士をつないで、2台のパソコンをつなぐことの難しさを知った。
あの頃のPCは遅かったなあ。
この当時のノートPCは持ち運べるような重さではなく、3キロ以上あった。
この頃は、まだまだモデムを使って通信していたから、持って出ても使うのが不便だったのだ。
今のWifiの環境は、この当時は夢の世界だった。
たった20年ほど前だ。

95年当時はまだ一人一台の時代ではなかったから、部署のパソコンを使おうと思うと夜になった。
家ではアップル、会社ではWindowsを使っていた。
使い勝手ではアップルがまだまだ勝っていた。
ようやく追いついたのは、98年にWindows98になってからだ。
それでも、まだアップルがマシだったか…。
そこから、Windowsが徐々に逆転していった。

そうこうするうちに、会社のメールが家でも見れるようになった。
ただ、Windowsのパソコンでないとダメだったので、仕方なくWindowsのノートPCを買った。
2000年くらいだったと思う。
マイクロソフトが賢かったのは、仕事で使うパソコンに、家のパソコンは引っ張られるということを知っていたことだと思う。
この頃から、仕事絡みでパソコンを使うことが増えて、Windowsと逆転した。
もうスティーブ・ジョブズはアップルに復帰していたが、まだまだ冬の時代だった。
ぼくは、そこから先、去年仕事絡みでiPadを買うまで、アップルのコンピューターからは足を洗った。

そこから、IBMのデスクトップPC(WindowsXP)、HPのデスクトップPC(Windows7)と乗り換えてきた。
IBMのデスクトップは、2000年代のはじめだったが、このときから液晶ディスプレイになった。
ディスプレイがすごくきれいになったのが印象的。
HDDがクラッシュして、2008年にHPに変わった。
HPにしたのは単に安かったから。
この頃には、もうパソコンは贅沢品ではなく、汎用消費財になっていた。
ここから、家族みんなのユーザーを作って使い始めた。
このころ、今までパソコンにつぎ込んだ金額を計算して、何か形になるものをと思い、初級システムアドミニストレーターという資格を取った。
その甲斐あって、一発合格だった。

ようやくノートPCが軽くなってきたので、AcerのノートPC(Windows7)を買い、メインのデスクトップをソニーのVAIO(Windows8)に乗り換えた。
次男が大学に入った時に、Acerを実家に持っていって、パナソニックのレッツノートを買った。
息子の生協で安かったからだ。
これは途中でSSDに変えて、就職する長男に譲った。

番外になるが、Asusのクロームブックを3万円で数年前に買った。
クロームブックはアメリカで大きなシェアを持っているというが、これは本当にいい。
なぜ日本で売れないのかわからない。
安い、早い、丈夫、安心と4拍子揃っている。
ただ、ソフトの互換性等の問題もあって、仕事の関係でレノボのSSDノートを買った。
時代はSSDだ。

ついこないだ、VAIOのHDDがが壊れて、SSDに変えた。
やはり、劇的に速くなった。

当初はスタンドアローンだったパソコンは、モデムでネットにつながり、それがプロバイダになってインターネットにつながるようになった。
今やウチは光ファイバーで世界とつながっている。
家の中ではWifiでどこでもパソコンが使える。
そんな時代になった。

ぼくが20代前半で買った、シャープのMZ-80から40年。
時代がこれほど進むとは、思ってなかった。
特に最近の進み方はスゴイ。

これらのパソコン関係の金額は、全部で130万円くらいだった。
これだけ買い替えて、130万は安いと言えるのだろうか…。
最初に買ってから、35年程度。
年間にすると、4万円程度。
それらから得たパソコンの知識などを考えると、まあ安かったと思う。

そのおかげで、パソコンの設置や設定については一切誰の手も借りずに済んだし、家のWifiの設定等も自分でやる。
大昔、モデムの設定がうまく行かず、なかなかニフティにつながらなかったりしたが、今となってはそれらも勉強だったのだと思う。
考えたら、会社でデーターベースの仕事ができたのも、図面システムの仕事ができたのも、学校法人でパソコンの仕事ができたのも、そのおかげだった。

結局は無駄遣いにはならなかったのだと思う。

まあ、道楽といえば、言えるかもしれないけど…。


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