考えたこと2

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ネットの弊害
インターネット上では自由にものが言える。
だから、玉石混交だ。
正しいこともあるが、ウソもある。
自然科学の世界では、正解は一つというのが多いが、そういうウソは淘汰される。
正しいサイトはいろんな人から参照され、リンクを張られるから、ページランクが高くなる。
グーグルの仕組みだ。

しかし、社会科学や人文科学のように、正解が決まっていないものは難しい。
それでも、インターネット以前は、そう簡単に意見公開できなかったから、害はなかった。
ところが、ネットの時代になると、誰もが意見公開できるし、中には意図的に間違ったことを流して、誘導しようというような輩も出てくるから、難しくなる。
だから、ネットリテラシーが重要になる。
簡単にインターネット上の意見を信じてはいけない、ということだ。

ロシアや北朝鮮はそういうものを流しているという。
中国もサイバー部隊が強いというし、本気になったらアメリカも恐いだろう。

そもそも、何が正しいのか、何が正義なのか、立場が変われば変わるのだから困ってしまう。

インターネットが発達して、どんどん便利になり、誰もが発信までできるようになったことが、こんな事態を招いた。

ホームページしかなかった頃は、ホームページが作れる人しか発信できなかったが、簡単にホームページが作れるようになり、SNSというようなものもできて、発信するハードルはどんどん下がっている。
今や誰もが、全世界に対して意見表明できるようになった。

特にSNSと呼ばれるものは、誰かの意見を「いいね」したり、「リツイート」したりして、どんどん加速度的に広げることができる。
主に、そういうのがフェイクニュースになるのだろう。

人は自分が信じたいと思うものを信じる、ということだ。

結局、自分が好きなものをフォローするから、自分にとって好ましいものしか流れてこない。
そういうところで、「こんなウソを流しているやつがいる」ということになると、炎上ということになる。
中には嫌いなものをウォッチしている人がいるのだ。

インターネットはあらゆる権威を蹴散らしていく。

21世紀はどんな世紀になるのだろうか。
まだ始まったばかりだが…。

なんとなく、不安になる。

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