考えたこと2

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AIアナウンサー 荒木ゆい
AIの学習能力はスゴイ。
荒木ゆいという女性アナウンサーが話すのだが、これがAIの合成音とは思えない。
こちらでサンプルを聞くことができる。
これは人間ではないと分かる人はほとんどいないだろう。

実際にアナウンサーが読んでいるニュース音声10万件を、Spectee AIで機械学習して、原稿の読み上げができるようになったという。
すでに活躍しているらしい。

もちろん、男性のアナウンサーも音色を変えるだけだから簡単だ。
聞き取りやすさ、ということで女性の声が適しているということだと思う。
ここまでくると、自分の声の特徴を学習して、自分の声で話すAIも簡単に作れるだろう。
将来は自分の声で勝手に応答する電話などもできるかもしれない。

テキストのファイルがあれば、音声ファイルを作るのは数分とのこと。

アマゾンのスマートスピーカーのスキル(拡張機能)としても販売している。
このスキルをアレクサ(アマゾンの人工知能)に覚えさせると、アレクサが「荒木ゆい」になる、ということだ。
これだけ流暢に話すと、聞きやすいし、スマートスピーカーが人に近くなる。
ネットのインフラがあればこそのものだが、機械学習の威力はスゴイ。

上方落語を10万件機械学習させれば、関西弁で話すこともできるのだろうか。
よしもと新喜劇の音声を10万件機械学習すれば、関西弁でボケたり、ツッコんだりできるようになるのだろうか。
そんな応用はもう検討しているだろう。

しかし、荒木ゆいの声でベタベタの関西弁を話されても、と思うが‥。

この調子なら、あと数年でペットロボットのaiboも人間の言葉を話すようになるかもしれない。

もっと言えば、コールセンターなどの仕事は、ほとんどコンピューターで置き換えられるだろう。
クレーマーの対策なども完璧にプログラムされて、いくら相手が怒っていても人間よりうまいこと対応できる。
あ、だから最近その手の電話をかけたら「お客様とのお電話は録音させていただいております」ということになっているのかもしれない。
学習させるためには、サンプルが必要だからなあ。

エライ時代が来たものだ。
もうちょっと若かったら、そういうものを作る仕事をやってみたかったと思う。

今流行りのボーカロイドも、もっとスムースに歌えるようになるだろう。
そうなると、ポップスの中には、AIが作詞作曲して、AIが歌うというジャンルが出てくるぞ。
その方が、人間が作るよりいいかもしれない。

古今東西のヒット曲を学習させたら、スゴイのができるかもしれない。

もうやっていたりして‥。


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