考えたこと2

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ライン離れ
通信のインフラとして定着した感があるLINEだが、若者の間では「ライン離れ」が起きているという。
1月の記事だが読売オンラインに載っていた。

調査結果の信憑性はわからないが、「調査会社・マクロミルの17年7月のインターネット調査(15歳以上のユーザーが対象)によると、LINEユーザーのうち、40代が22.5%、50代以上が23.8%。一方、15〜19歳は10.3%、20代が20.7%だ。全年齢層に広く浸透しているものの、意外にも中年以上の層が半分近くを占める一方、20代以下は3割強にとどまる。」ということらしい。
2016年の調査結果では、40代が17.4%、50代以上が18.4%だったのに対し、15〜19歳が11.6%、20代が24.8%とのことだから、たしかにトレンドとしては1年間で20代以下が減り、40代以上が増えたという結果になっている。

ちょっと意外な結果だ。
LINE鬱とか、既読スルーとかいう言葉が出てきたと思ったら、もうLINEが減少しているとは…。

しかし、大学生を見ていると、たいがいはLINEを使っている。
ゼミの連絡などはLINEがメインと2013年に聞いた覚えがある。
だから、先生もLINEのアカウントを取ってほしい、と学生から要望がある、ということだった。
小学校のクラスの連絡などもLINEを使うと聞いたことがある。
グループ化しておけば、同報がスマホから簡単にできるからだ。

こないだ非常勤をやったときも、学校のアカウントでメールを使わせようとしたら、どうしても使えない学生が何人かいた。
メールというものを使ったことがない、ということだ。
使っている人も、To・Cc・Bccという区別がわからなかった。
こういうのは、社会人の常識だから覚えておこう、と言ったがどれだけ通じたか…。

しかし、今LINEが減っているというのはどういうことなんだろう。
この記事の分析によると、「LINEグループが増えすぎて面倒」とか、「プッシュ通知が貯まっても気にしない」、「未読スルーや既読スルーは当たり前」、「文章でのやり取りが面倒くさい」、「会話が終わらないのが面倒」というような声もあるという。
なんであんなチャットの文章が面倒なのか、情けなくなるが…。

また、スタンプが無料でダウンロードできる企業アカウントが増えすぎて、広告の通知が頻繁に来るのもウザい、という。

結局、LINEが収入を増やそうとしていろいろな外部からの使い方も増やしていくことで、却ってユーザーが不便になったということかもしれない。
たしかにLINEのアプリは最近重くなって、立ち上がりに時間がかかる。

電車の中で、高校生らしい生徒がラインを返答しているのを見ていても、たくさんのアカウントから、たくさんのメッセージが来ており、それを選んでは返答しているところを見ると、大変だなあと思った。
多くなりすぎて、管理できなくなるのだろう。

LINEが減って、どこに行ったかというと、ツイッターやインスタグラムではないかという。
ある調査結果によると、18歳以上の女子学生の49%がインスタグラムを利用しているらしい。
そういえば、そのへんのアプリにもダイレクトメッセージの機能がついた。
結局、LINEの関係が多くなって、嫌になった若い人が使わなくなったのだと思う。
インスタグラムは写真がメインだから、楽なのだろう。

結局、アプリはスマホにあって、時々使うというやり方をしているのだ。
いろんなSNSが増えて、選択的に使っているというのが実情だと思う。

記事の最後には、「大人があまりいない場所」ではなくなった、とも書かれており、それはそうかもしれない。

若者をつかまえておくのは、難しい。




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