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2018.09.22 Saturday
スーパー派遣
昨日は、長いこと会社で勤めていた優秀な派遣の方の送別会だった。
少人数だがなごやかで本当にいい会だった。 ぼくは2000年から2004年まで、一緒に仕事をした縁で呼んでもらって宴会に参加した。 28年の間、勤めたとのこと。ぼくより3年長い。 働き始めた当初は派遣社員だったが、途中で会社を創立して業務請負になった。 でも、以前テレビでやっていたスーパー派遣という言葉がぴったり来る人だった。 パソコンが得意で、ワード、エクセル、パワーポイントは言うに及ばず、フォトショップ、イラストレーターも使い、いろんな便利なフリーソフト、昔のムービーメーカーのような動画作成ソフトなど、なんでも来いという強者。 それも、どこかで習うのではなく、全て自分で必要に応じて勉強してマスターしたのがスゴイ。 エクセルのマクロや関数を駆使して仕事を便利にしてくれた。 ソフトの使い方については、やる気になれば何でもネット上で勉強できるということを地で示した。 普通、ヘルプデスクというのは、ソフトやハードの使い方を伝えるのだが、その人はこういうものを作りたい、というとそういうものを作ってくれた。 まさに、プロという感じの人だった。 昨日も「自分が渡した資料とは思えなかった」というような声も出ていた。 それくらい、いい加減な元資料でも、完成度の高いアウトプットをしてくれた。 グーグルの検索ページを教えてくれたのも、その人だった。 あれ以来、ぼくの検索エンジンはグーグルになった。 ぼくの会社での最後の仕事となった図面のプロジェクトも、データーの加工を手伝ってもらった。 ご主人が楽器店をやっていて、ギターのことでもお世話になった。 ぼくのマーチンのアコギ、テレキャス、オベーションのエレアコ、そして次男のストラトはそこで買った。 長いこと使っているSG1000も、そこでオーバーホールしてもらった。 会社としては、ぼくが辞めた後も、いろいろな技術や研究のイベントで黒子となって資料を作ってもらった。 取引先から、おたくのプレゼンは素晴らしいと言われたこともあったと聞く。 効率をとことん考えた仕事ぶりだったと思う。 どうやってデーターを使い回すか、ということをいつも考えて仕事をしていた。 自分でも「楽にするにはどうしたらいいか」を常に考えていると言っておられた。 この9月末でいったん区切りをつけられることになった。 まだまだ仕事ができるはず。 もったいない。 |
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