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2018.09.17 Monday
空き家
日経に東京・大阪・名古屋の都市圏に330万戸の空き家予備軍があるという記事があった。
空き家予備軍というのは、65歳以上の高齢者だけが住む戸建てとマンションの合計。 圏内全体の2割強になるとのこと。 我が家もあと4年ほどしたら、それに入る。 東京が一番多いらしい。 持ち家の21%もある。5軒に1軒は多い。 みんながみんな空き家になるとは限らないが、空き家リスクは高いということだ。 東京でもそんな状況。 実際、地方に車で旅行に行くと、都市と都市の間の国道沿いの家は半分以上が空き家みたいな外観。 ひどいのはちょっと朽ち果てかけているものもある。 そういえば、ウチの近所にも1件あるが…。 ああいうのが都心にも増えるということだ。 治安の問題もあるし、災害の時に危険だったりする。 そういえば、ウチの実家も空き家になった。 おそらく置いておいても誰も帰らない。 場所によったら、持ち主が自治体に寄付すると言っても、それが拒否される。 固定資産税がほしいからだ。 さら地にしても、引き取ってくれなかったりする。 いったい何のための地方自治体なんだろうか。 金さえ入ってくればいい、という考え方。 公務員を養うための地方自治体ではない。 その土地に住んでいる人のための自治体という考えはないのだろうか。 寄付するといわれたら、それを有効利用する知恵はないのだろうか。 さら地のまま置いておいて、他府県に住む子供が固定資産税を払ってくれるのを待つ、という自治体の態度は正しいのだろうか。 そのうち、そういう法律ができるだろう。 不動産を相続した人がそれを放棄するための法律だ。 今すでに空き家になっているところでも、持ち主がわからないところもあるだろう。 ぼちぼち国が法制化に向けて動き出したらしい。 でも、そんなニュースを聞くと、早めに売ったほうがいいのかとも思う。 自分の一存で決められるものでもないが…。 |
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