![]() |
2018.09.06 Thursday
アマゾンの弊害
アマゾンをいつから利用し始めたのか、もう記憶が薄れている。
10年以上にはなるだろう。 当初は便利だと思った。 本だけだったが、送料はいらないし、定価販売だし、品質はわかっているから、そういう商品は通販に向いていると思った。 その後、どんどん拡大したのだが‥。 本をアマゾンで買うようになって、増えたのが積読(つんどく)。 本屋で買っていた頃は、読みたいと思って買うので、帰ってから開いてみるのが当たり前だった。 しかし、これが1日、2日の間ができると事情が違う。 読みたいと思って買うのだが、来てすぐに開かなかったりする。 ああ、来たかと思って箱を開け、本を出して、置いておく。 ついた時間が、本を読める時間でなかったりするし、買いたいという衝動が収まっているからだ。 実際に本を買いに行って、帰ってきたときなどは時間があるときだから、実際にページを開くことができる。 でも、勤めから帰ってきて、アマゾンの箱があっても、しんどかったりするとそのまま置いておいたりする。 そういうケースが増えたのだと思う。 それらが、いわゆる「積読」になる。 個人差はあるだろうが、きっと通販で本を買う人は「積読」が増えていると思う。 ぼくの場合は、奥行きのある本棚2段分が積読の置き場になっている。 最初は棚に一列だったが、そのうちに2列になった。 その上、ほんの上にスペースがあるので、そこに平置きしたりする。 奥の方にある本など、見ることもできない。 これをなんとかしたいと思う。 一時はこれを読んで減らさないと、本を買わないという思いもあったのだが、ついつい買ってしまう。 ちょっとは抑制しているのだが‥。 還暦を超えて、アマゾンの「中古」に手を出し始めたのもある。 安くなったから余計に買ってしまいやすい。 こちらは送料がいるのだが、実質1円で送料の250円程を出したら買えるようになった。 時にはブックオフオンラインも使ってしまう。 そうなると、抑制が弱まって積読が増える。 シリーズ物の小説の一気買いなら、たいが読むのだが、ちょっと興味がある程度の新書などは後回しになる。 実際、読んでどうするねん、というものもある。 今さら、昔の積読を読む意味があるのかとも思う。 ぼちぼち、積読を選別しないといけないなあ。 |
![]() |