考えたこと2

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A man at the height
フランスの映画というと、昔はよくやっていた。
ジャン・ギャバンが出ていたギャングものや、アラン・ドロン、ジャン=ポール・ベルモンドなどが当時のスターだった。
何となく暗い雰囲気のある、いかにもフランス映画、という感じだった。

でも最近はアメリカ映画に近づいたと思う。
スジの運びや絵がハリウッドだ。

こないだ、A man at the heightというフランス映画をWOWOWでやっていた。
去年公開された作品。
原題はフランス語(Un homme à la hauteur)だったが、それを英語に訳したらこうなる。
「その背丈の男」という感じか。

金髪の女性弁護士が離婚し、もう一度恋愛するというストーリー。
スマホを置き忘れて、固定電話に拾った男から電話がかかってきて、付き合い始めるのだが、その男が身長140センチ足らずだったという話。

設定、スジの運び、絵の作りなど、どれを取ってもハリウッドだ。
あれを見ていると、マルセイユがカリフォルニアにあるのかと思ってしまう。
出てくる車はフランス車が多いが…。

もちろん、面白い映画なのだが、なんだか寂しい気もする。
ハッピーエンドで予定調和。

女優(ヴィルジニー・エフィラ)はきれいだ。
コメディアンだった男優(ジャン・デュジャルダン)もうまい。

せっかくフランスで作るのだから、もうちょっとひねってほしいと思うのは自分勝手か。
こういう映画なら興行的に儲かるのだろう。

いい映画だったが、ちょっと残念だった。


| | 映画・舞台 | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) |

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