考えたこと2

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内燃機関の寿命
フォルクスワーゲンのディーゼル排気ガスの不正があって、欧州は一気に電気自動車に近づいたように見える。
実際、各メーカーも内燃機関をなくすようなイメージで発表されている。
発表の中では電気自動車と言っているが、よく見ると、そこにはハイブリッド車も書いてあるようだ。

なぜかというと、いきなりバッテリーとモーターだけで走る電気自動車にはいけない、という事情があるという。
少なくとも、今後10年間一番生産されるのは48Vのマイルドハイブリッドだ、という記事を読んだ。

今はクルマのバッテリーは12Vが主流だが、欧州ではそれを48Vにしようとしている。
それはモーターを積んで、エンジンを助けるためだ。
ということはまだまだ内燃機関の寿命はある、ということになる。

確かに、落ち着いて考えてみると、半導体で起きたような爆発的なコストダウンは、バッテリーでは見込めない。
バッテリーはリチウムという希少金属を使っているからであり、半導体のようにどこにでもあるシリコンを使えない。
そして、なかなかリチウムに変わる高容量のバッテリーの材料は出てこないと思う。
リチウムにはイオン化傾向が高いという特性があって、それが決め手になっているからだ。

さらに、今の電気自動車には補助金が出ている。
実際にはかなり値段が高くても、政府のいろいろな補助で安く買えている。
もちろん、電気自動車が主流になる頃(いつかはわからないが)には、その補助金は出ないだろう。
希少だからこそ、補助をしてインセンティブを与えている。

実際、値段が高くなったら、多くのユーザーは電気自動車は買わないだろう。

長い目で見たなら、電池の低コストかも進むだろう。
しかし、まだその目処は立っていない。

ガソリンもまだまだなくならないだろう。
シェールオイルの採掘のコストも下がってきた。

だから、まだまだ内燃機関は残るという予測。

カリフォルニアや中国では電気自走車の規制ができている。
どこまでその規制が効くのか。

自動車メーカーもどうするのか。
これから大変だろうなあ。



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