考えたこと2

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おおらかな60年代
小学校の頃、少年マンガ雑誌には、特集があって、その中でアフリカのホッテントットという人たちが紹介されていた。
お尻が突き出たスタイルで、本当はコイコイ人というらしい。
今は侮蔑的な言葉として、ほとんど使われない。
当時は珍しいという意味で、掲載されていたような気がする。
同じ意味合いの言葉で、ピグミーというのも覚えている。
これもアフリカで、とても身長が低い人たちだ。

あの頃は、侮蔑という意識はなかったと思う。
載せている方も、そういう意識はなかったはず。
ただただ、世界には変わった人たちがいる、という方が強かった。
実際、アフリカの奥地に行って、そういう人たちを見た日本人はほとんどいなかったはずだ。

60年代は、今ならびっくりするような事が平気で行われていたと思う。
それは主に、無知によるものや、みんなの意識の違いによるものなどが理由だった。

そういえば、近所の市場のたこ焼き屋はすごく安かったが、たこは入ってないものもあった。
6個か8個で何十円かだったはず。
今ならクレームをつけるのがアタリマエだが、当時はそんなものだと思っていた。

モノを買ってきて、ちょっと汚れていても、実用に支障がないなら「まあいいか」という感じで使っていたと思う。
まだモノが不足で、供給者の方が強かったのかもしれない。

マンガでは、第二次大戦の終わった後だったが、戦争モノもあった。
ゼロ戦はやと、ゼロ戦レッド、紫電改の鷹などの飛行機ものだ。

プラモデルでも、戦艦や戦闘機は普通にあった。
日本のものだけでなく、外国の戦闘機も普通にあった。
今なら、何か言う人も出てきそうだ。
でも、普通に売られていた。

少年誌の通信販売や通信教育がキワモノだった。
モデルガンや空手があったはず。
今思い出しても、怪しげなものだった。
申し込んで、届いて、「話が違う」と思っても、クーリングオフなどといういいものはなかったし、騙される方が悪い、という意識があったと思う。

誇大広告などやり放題だったと思う。
万事、いい加減だった。

過ぎ去ってみれば、いい加減だけど、おおらかな時代だったなあ。


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