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2018.04.30 Monday
カーペンターズの謎
昨日はモーツアルトのレクイエムを神戸文化ホールに聞きに行った。
どうも、モーツアルトはぼくには合わなかったと思う。 ほとんど寝てしまった。 神戸文化ホールに来たのは2回めだと思っていた。 1回目は若い頃に、カーペンターズを聞きに来た。 まだ日本で売れ始めた頃。 あれはいつだったのかと調べてみると、カーペンターズは神戸文化ホールで公演はしていない。 隣の神戸市立中央体育館でやっていた。 さらに、何となく中学の時に見に行ったような気がしていたのだが、公演は1976年だった。 というと、大学の1回生になる。 当時すでに人気があったから、公演数を増やしたのと、たくさん入るところでやりたいという興行主の考えもあって、体育館になったんだろうと思う。 彼らにしたら、隣に良いホールがあるのに、何で体育館?ということだったろう。 どういう経緯でチケットを入手したのかは覚えていない。 友達と2人で行ったような気がするが、誰と一緒に行ったかも忘れた。 でも、行ったことには間違いがない。 きっと、公演記録どおり、1976年3月19日に行ったのだ。 カレン・カーペンターがまだまだ元気な時で、ドレスを着てドラムを叩いていた。 ぼくがライブに行った世界的アーティストというと、その時のカーペンターズだけだ。 あんなに若くして亡くなるとは思わなかった。 ちょうどマルチチャンネルのレコーダーが出てきて、声をオーバーダビングできるようになった頃。 あのきれいなコーラスは、今でも並ぶものがないと思う。 バート・バカラックの「遙かなる影」を歌ったのが彼らを知るきっかけ。 当時バート・バカラックが好きだったので、そこから入った。 あのカントリー風のアルトの声は本当に魅力的だった。 それにしても、何で中学の時に行ったと記憶していたのだろう。 ひょっとしたら、中学のときの悪友が誘ってくれたのかもしれない。 H君という、今では疎遠になっている友人。 ちょうど大学の1回生の頃までは、音信があった。 だから、中学の時に行ったという記憶になったのか…。 しかし、昨日行ったおかげで、カーペンターズの記憶を修正することができてよかった。 レクイエムは、カレン・カーペンターへのレクイエムだったのだろう。 寝てしまって、申し訳ないと反省した。 |
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