考えたこと2

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間欠爆発症
こないだ、19歳の巡査が41歳の巡査部長を射殺したという事件があった。
その巡査のことを書いた記事を見ていると、怖くなる。

19歳の巡査は「間欠爆発症」だったのではないか、という。
巡査部長がどれほどの叱責をしたかはわからないが、叱責された方は「罵倒された」と言っているらしい。
記事では、間欠爆発症をこう説明している。

「怒りや攻撃衝動を制御できない衝動制御障害の一種であり、かんしゃく発作、激しい口論や喧嘩、他人への暴力、モノへの八つ当たりによる破壊などを繰り返す。こうした爆発は、きっかけとなるストレスや心理社会的誘因と釣り合わないほど激しい。しかも、衝動的で計画性がない。
平たくいえば、「これくらいのことであんなに怒るなんて信じられない」と周囲が驚くほど過剰反応するのが、間欠爆発症の人である。軽口や冗談などの悪意のない言葉でも、爆発の引き金になりかねないので、周囲はしばしば困惑する。「かんしゃく持ち」「すぐキレる」などと陰口を叩かれることも少なくない。」

こういう人は過去にいたのはいたが、射殺に至るまでの怒りというのはなかなかない。
でも、なんでこんなに怒るのか、という人は何人か思い当たる。
警察官のケースでは、警察官で拳銃を持っていたのが、不運だったのだろう。
新入社員の事例も出ている。
いずれも注意されて、休み、パワハラで訴えるという経緯。
怖い話だ。

別の記事で、体育会出身の学生を現場の見学の時にヘルメットをかぶらなかったことで、注意したら、パワハラを訴えられて、本人は体調不良で休み、退社したということだ。
こちらは目撃証言もあり、会社側の対応に問題はなかったとして、ことは済んだとのこと。
辞めた新入社員は、同期社員に対して、現場で注意されたことに対してキレていたらしい。
最近の体育会系の学生の中には、こういうタイプもいる。
スター選手で甘やかされて育てられた、という説明。
体育会系の過去の常識では、打たれ強い、ということだがこうなると正反対だ。

記事の最後に、叱る側が気をつけることとして、3つ挙げられている。

(1)できるだけ丁寧な言葉で話す
(2)何ができていないのかを具体的に説明する
(3)侮辱と脅迫は禁物

しかし、だれが「間欠爆発症」なのかわからないからといって、そんな悠長な言い方をしていられるだろうか。

少子化の影響もあって、大事に育てられている子供が、そういうふうになるらしいが…。
まあ、身を守るためには仕方ないのかもしれない。

住みにくい世の中になった…。


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