考えたこと2

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クロスワードパズル2
日曜日は、読売新聞に載っている、クロスワードパズルを楽しみにしていた。
今朝もパズルをやっていたら、その下に「今週で終わりで、来週から新しいパズルが始まる」と書いてある。
ビックリした。
数独は続くということで、一安心したが、クロスワードパズルがなくなるとは…。

人気がなかったのだろうか。
こないだ、電車に載っていたら、読売の数独を新聞から切り取ってノートに貼って、それをやっている中年の人がいたから、数独は人気があるのだろう。
病院の待合室でも、数独をやっている人は時々見る。

クロスワードパズルというのは、やる人口が減っているのだろうか。
昔からある、伝統的な(といっても、西洋の伝統だが)パズルなのに…。
知的な遊びとして、海外の映画やドラマにも時々出てくる。
エニグマの暗号解読の技術者を選ぶ試験も、映画ではクロスワードだった。

脳梗塞をやってから、ずっと数独とクロスワードパズルをやっている。
脳の中の切れた回路を、新たにつなぐのに役立ったと思う。
結局、数独に負けてしまったということなんだろうか。

それに関連して、何となく、若い人たちの間で「言葉」の使われ方が違ってきているような気がする。
ラインに代表される短文のやり取りが基本。
今では了解が「り」の一文字になったりする。
使って便利だと思うが、書くことによる会話のやり取りが、悪い影響を及ぼしているような気がする。
今までなら、家族で話しているか、一人で過ごしているかした時間が、友達との短文のやり取りに費やされている。

だから、文章の意味を取るという事が、苦手になっているのではないか。
何かの文字を連打して、感情を表すような仕組みに慣れてしまうと、それを長い言葉で表現できなくなる。
すぐに感情を爆発させるのも(キレる)、言葉で表現できないからかもしれない。

時代の流れだから仕方がない。
昔、ガラケーができた頃、「ケータイを持ったサル」という新書を読んだ。
ガラケーでのメールのやり取りが、引きこもりや大人になることを拒否することにつながっている、という本だった。

本が出てから15年。
新井教授の書いた「AIvs教科書が読めない子どもたち」の書評を見ていると、あの本は正しかったのかもしれないと思う。

クロスワードがなくなったのも、その影響かもしれない。

来週から何が始まるのだろう。

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