考えたこと2

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こうなることはわかっていた
今日の日経に、「長生きと年金 支えきれぬ引退生活、制度設計に遅れ 100年設計図」という記事があった。
そんなことはずーっと前からわかっていただろう、と言いたい。

有効な少子化対策も打てず、働き手の人が減っていく。
若い人たちは社会保障の負担がどんどん増えて、貧しくなる。
子供の貧困も、実際の問題になっている。

若い人が10人以上で一人分の年金を支えていた時期と、3人や4人で支えないといけない時期が、同じ制度でいけるわけがない。
厚労省は年金は100年安全だと大嘘をついた。
あり得ない利率で年金基金が運用できたり、少子化率が高すぎたりして、ようやく問題の先送りができた、という感じだった。
早くもそれが破綻したということだ。

おまけに、高齢者の寿命が伸びたことも大きい。
どう生きるか、どう死ぬか、という議論もなく、長生きはいいことだという医療をしている。
個別の事情はあるだろうが、いい加減「尊厳死」についてみんなも考えるべきだと思う。
法律で決めるようなことではないにしても、一人ひとりが考えないといけない。

これから、年金支給年齢の引き上げや、定年廃止、高齢者の就労など、しんどい話が続くだろう。
実際、働き手は減るのだから、それについてはラッキーだと思う。

早く制度設計して、若い人の負担を下げないといけない。

ここまで放置した政治家や厚労省の罪は重いと思う。
与党も野党も、高齢者の票がほしくて、その問題に触らない。
政治家が触らないから、役所も公然と嘘をつく。
この悪循環を止めないといけない。

団塊の世代以降の人たちにとっては、辛い決断になるだろう。

でも、それをやらないと、この国は持たないと思う。

ようやく、その道筋が見えてきた。
ちょっと遅かったが…。


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