考えたこと2

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体育会系
体育会系の人たちには悪いが、最近体育会系への批判が出ている。
学校のクラブ活動だ。
昔はクラブ活動というと、文化系と体育系があったが、今は文化系が減った。
今のメジャーは圧倒的に体育系のクラブ。
いろんな学校のHPを見ても、文化系のクラブであるのは吹奏楽、コーラスあたりが定番で、むかしよくあった新聞部や鉄道研究会なんかは消えてしまった。

批判が出ているのは、ブラック部活とかいって、ほとんど休みがないとか、指導が厳しすぎるというような内容。
それらの指導に関わっているのは、主に体育会系と言われる人たちだろう。

民間企業から小学校の先生になって、今は辞めている中沢良平という人のブログ記事に『「スポーツ馬鹿」問題は日本の縮図である』というのがあった。
考えさせられる記事だ。

なぜ体育会系の先生の意見が強いのかという理由が書いてある。
体育会系の先生方が「学校の秩序」を維持しているからだ。
その「人間力」や「精神力」に頼らず、制度や仕組みで学校を運営していかないと、この問題は解決しない、と言っている。

本当にそうだと思う。
自分の中高時代を思い出しても、思い当たるフシがある。
これは日本社会の伝統なんだろう。

記事の中で、中沢氏は「日本社会は「惰性」と「精神力」によって回っています。「スポーツ馬鹿」は日本の停滞の縮図と言えましょう。昨今の未曾有の人手不足で、この日本の暗部にメスが入ることを祈ります。」と書かれている。

まことに、そのとおり。
ぼくはこれら人間性や精神性を重視するやり方が、イジメの根になっているとも思う。
まさに、本当に学校を制度や仕組みで運営できていないことが、イジメがなくならない原因だ。

だから、学校に普通の社会人出身の事務を増やし、学校の業務をもっと分業することが必要だろう。
ちゃんと、社会の常識をわかった人を増やすのだ。
それはまさに制度と仕組みを変えることにつながる。

学校を先生たちのものから、社会のものにしないといけない。


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