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2018.03.08 Thursday
メッセージ
去年の秋に封切られた映画。
もうWOWOWでやっていた。 アカデミー賞の音楽編集賞を受賞した。 これは難しいサイエンス・フィクションの映画。 エイリアンものだ。 主役は言語学者。宇宙人の文字を解読する。 その宇宙人は世界各国に突然飛来して、各々コミュニケーションが図られる。 アメリカに飛来した宇宙船の担当が主人公だ。 主演はエイミー・アダムスという女優。 知的な感じがする。 人間は言葉で思考するから、その思考は言語の構造に支配される、というような事が初めの方で語られる。 それほど言葉は大事ということだ。 彼らの文字はサークル状のもの。 紙に書くわけではなく、煙のようなものを出して数秒だけ見える。 彼らにとっては時間は相対的なものだ。 だから、紙に書く必要は無いのかもしれない。 ここがこの映画のキモ。 彼らは、人間のように3次元に住んでいる生物ではなく、時間も含めた4次元に住んでいる宇宙人なのだろう。 そのメッセージを解読して、人類を救うというストーリー。 いろんな解釈ができるかもしれない。 久しぶりにわりとハードなSFを見た。 見ているうちに、どれが過去で、どれが未来かわからなくなる。 そうやって、時間の相対性を表しているのだろう。 映画ならではの描き方。 なかなか面白かった。 |
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