考えたこと2

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地方自治
シカゴの消防士のドラマが面白い。
ずっと録画して見ているのだが、消防士の一人がシカゴの市会議員?に立候補することになった。

話は議員の在り方に疑問を持った消防士が、地域の住民に勧められ、立候補するために住民の署名を集めるというところ。
なるほど、泡沫候補の立候補を食い止めるために、そういう制度になっているのかとわかる。

感心したのは、当選しても消防士の仕事には支障は出ないということだ。
アメリカの地方議員は仕事を持っていて、副業でできる。
平日の昼間に議会をやっていないのだろう。

調べてみると、250万人以上の人口のシカゴで、市議会議員の数は50人。
アメリカでは多い方だ。
ロスアンゼルスではたった15人しかいない。
人口は40万人を切っているのに、尼崎は42人もいる。

おまけに、市議会議員はボランティアに近いという。
カリフォルニア州では、報酬は月給400ドルらしい。日本円で4万円ちょっと。
たしかに、これだけでは食べていけない。

ネットを見ていると、「カリフォルニア州・バークレー市は、人口22万人で議員はたったの8人。市民が参加しやすいよう、議会は毎週火曜日夜7時から始まります。議員は市民の側を向いて座り、会議の冒頭では、市民が誰でも発言できます(外国人でも子どもでも一人3分×10人)。」という記事もあった。
市議会が、民主主義を体現する場になっているのだろう。
だから、アメリカは強い。

日本では地方議員のなり手がないということで、地方議員の年金を復活させようという動きもあるという。
これこそ本末転倒。
今の議員のシステムを根本的に変えることが、地方政治を活性化させ、民主主義を日本に定着させることになるのだと思う。

せっかく憲法改正をするのなら、そのへんも考えてやってほしい。
地方自治が民主主義の鍵なのだ。

みんなの生活から遊離した人たちが議員や地方政治をやっている。
だから、興味もなく、投票率も低くなる。
悪循環だ。

地方議員の民主化をやらないといけない。
市議会議員はボランティアにしよう。


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