考えたこと2

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マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと
マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと ジョン・クローガン ハヤカワ文庫

アマゾンで中古で買った。

著者はアメリカの新聞社のコラムニスト。
13年にわたって飼っていた、ラブラドール・レトリーバーの「マーリー」の事を書いた本。
結婚とほぼ同時に飼い始め、別れるまでのエッセイだ。
「マーリー」はレゲエのボブ・マーリーから名付けた名前。

ブリーダーの所でラブラドールを買ったのだが、どうもあまりよくないブリーダーだったらしく、犬の両親を確かめられなかった。
引き取って帰る途中、父親らしい犬を見たのだが、不安を感じさせる犬だった。

案の定、もらってきたイヌは精神的に不安定で、標準的なラブラドールとは違う「おバカな犬」だった、という。
カミナリ恐怖症で、カミナリが鳴るとガレージに置いてある頑丈なケージをも破壊する。
自分が血を流しても、どこかに逃げようとする始末。
いつもよだれを垂らし、飛びつき癖があり、訓練所では失格する。
散歩をすれば飼い主を引っ張り回し、40キロの身体でぶつかってきたりする。
家中のものを壊し、何でも食べる。

最初の方を読んでいると、よく我慢できるなあと思う。
マーリーが壊して修理したお金で、きっとヨットが買える、と書いてあった。

しかし、読んでいるうちに、だんだんとマーリーが愛せる犬になってくる。
飼い主の気持ちが伝わってくるのだ。

最後にお別れする時は、涙が出る。

誰かが、イヌは寿命が短いけど、その短い一生で人間と同じだけ愛情を注いでくれる、と言っていた。
そういうエッセイだった。

大型犬は人に近いという。
なるほど、そうかもしれない。
アメリカみたいに広い家と土地があれば、いいんだろう。

日本では場所がなあ…。

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