考えたこと2

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クーデター
ジンバブエというアフリカの国でクーデターが起こった。
国の場所はニュースで知った。
マダガスカル島の対岸の内陸部にある。

クーデターという言葉を久しぶりに聞いた。
若い人たちはこの言葉を知っているだろうか。
武力を用いて現政権を転覆させること、というような意味だ。

調べてみると、この言葉はフランス語らしい。
”coup d'État”と書く。

ジンバブエでは、ムガル大統領が政権を持っていた。
彼は93歳。独立以来、37年間政権の座についていたとのこと。
さすがに37年も同じ人が大統領をやれば、いろんな腐敗が起こるだろう。
実質上、ムガベ大統領による独裁体制だったとのこと。
それは容易に想像できる。

52歳の妻を後継者にしようとしていたらしい。
海外ブランドを買い漁る浪費家との噂だ。
どこかで聞いたことがあるような話。

BSの海外ニュースを見ていると、ジンバブエの人たちが喜んでいる姿が報道されていた。
ジンバブエは識字率も高く、能力がある若い人がいるのに、国内で仕事がなかったが、これからは新しい時代が来るなどと言っていた。
爆発的な喜び、という感じだった。

60年代、70年代にはこの「クーデター」という言葉をよく聞いたような気がする。
まだまだ世界で独立する国が増えていた。
冷戦のさなかでもあった。

でも、最近はあまり聞かない。
ちょっと前に、タイであったのが記憶にあるが…。

世界は豊かになっていっている。
これから人口が増えてくるのがアフリカという予想だ。
一方で、増えすぎて食料や水が足りなくなるとか、温暖化で陸地が減少するとか、いろんな懸念もある。

地球規模で起こっている問題は、ゆっくり進行しているから、わかりにくい。
平和な世界、などというが、地域紛争はいつまで経ってもなくならない。
文明は戦争で進む、という論すらある。
まあ、それは実質的には正しい気もするのだが…。

それでも、ベルリンの壁が崩れ、冷戦が終わり、世界は自由な資本主義の方向に行くのだろうと思った、あの時は高揚感を感じたものだったが…。

ジンバブエがどうなっていくのか、わからないが、あの若い人たちの喜ぶ姿を見ると、希望は大事だと思う。



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