考えたこと2

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新しい仕事
年をとって、新しい仕事を始めるのは大変だ。
一から環境に適応しないといけないし、新しい人と知り合いにならなければいけない。
そのあたりのことがあるから、年をとって新しい仕事を始めることが難しくなっているのだろう。

会社勤めをしていて、再雇用など形態はどうあれ、同じところで勤めてしまうと、いまさら別のところで働こうとはなかなか思えない。
「ここで勤めあげた」という感じだろう。
しかし、65歳というのは、平均寿命が80歳を超えているのだから、あと15年も残っている。

15年というと、かなり長い。
経済的には年金で生きられるとしても、やっぱり長い。(年金も、どうなるかわからないが…)
できれば、何か社会的な活動をして、世の中のために役立っているという感じがほしいと思う。

昭和生まれの価値観では、何もせずに(結果的には何かをするだろうが)生きているというのは不本意だろうと思う。
何となく「戦力外通告」を受けた感じなのだ。
きっと、そういう人たちは「まだやれる」という感じは持っていると思う。
実際、元気だし、まだまだ動けると思う。
中には中国や東南アジアで、培った経験を使う人もいるにはいるのだが、少ない。

また、サラリーマン上りは地域でのつながりがない人も多い。
仕事一本で生きてきたら、なかなかそういう機会がない。
そこで急に暇になっても、地域のコミュニティに入っていきにくいと思う。

どうすればいいのだろうか。
まずは、定年後再雇用の年齢を引き上げることだろう。
年金制度の面からも、働ける人や、企業側が働いてほしいと思う人は、できれば70歳までは働くことが望ましい。

そうでない人はどうしたらいいのか。
一つは、地域のボランティアだろうなあ。
地域のボランティア仕事と、退職後のサラリーマンをマッチングする仕組みを作らないといけない。
退職者は、まだまだパソコンやスマホを駆使できない人も多い。
それをどうやって構築するかが課題だろう。

介護など、親がいて実際にやっている人も多いと思うが、そういうボランティアなら取っつきやすいだろう。
また、企業経験が活かせたりできると、うれしいだろう。
やっぱり、長い人生をかけてやってきたことは、続けたいものだ。
人材バンクは作れないものか。
今ないところをみると、きっとうまくいかないのだろうなあ。
年配の人は敬遠されるから…。

ペットを飼うのはいいと思う。
自分が世話をするというところがいい。
ペットの方も慕ってくれる。
お金がかかるのが難点だが…。

結局、人生80年という時代を迎えて、なかなか社会の受け皿が整備されていないというのが問題だろう。
自営業の人には、あまり関係ない悩み。

高度成長時代を経て、低成長・人口減少の時代にさしかかって、どう生きていくのか。
たぶん、多くのサラリーマン退職者が悩んでいるのではないかと思う。

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