![]() |
2017.10.25 Wednesday
自動運転で事故減
アメリカの電気自動車のメーカー、Teslaのクルマはオートパイロットという機能を付加している。
これは自動運転の第一歩みたいなものだ。 日産のセレナに装備されているのも、これに近い。 レーダーやカメラで車間距離を保って走行できて、走行レーンからはみ出さないで走り、前に物があると自動で止まったり、誤発進しないというようなもの。 そのオートパイロットが導入されたクルマは、事故率が4割減るという結果がアメリカで出たらしい。 調査したのはNHTSAという組織。 全米高速道路交通安全委員会という長い名前だが、まともな組織だ。 調査結果によると、2014年〜2016年のモデルSというクルマで、エアバック動作率(衝突などをすると、エアバックが動作するということで、事故率と考えてもいい)がオートパイロット導入後に4割減ったという。 自動運転がアメリカで認められようとしているのは、事故の9割が人間のエラーで起きている、ということがあるからだ。 クルマの信頼性が上がり、クルマがおかしくなって起きる事故は激減した。 クルマより、人間の方がアブナイということ。 たしかに、そうだろう。 人間はボーっとすることがあるが、機械は常に教えられた動作をする。 人間は居眠りをするが、機械は常に起きている。 人間はペダルを踏み間違えることがあるが、機械は間違えない。 それでも何らかの不具合で、事故を起こすことがあるかもしれないが、それは人間が事故をするよりも少ないという事だ。 早く自賠責や任意保険の値段を計算して、保険料を下げてもらわないといけない。 それによって、そのような安全装備の普及を進め、事故を減らすことができる。 事故が4割減れば、保険料も4割減らせるのではないか。 日本でも早く検証をしてほしいと願う。 |
![]() |