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2017.10.20 Friday
1万人の第九 9回目練習
昨日は第9回目練習。
いつものコダマ先生が指導。 段々と本番も近づき、指導に熱が入ってきた。 ぼくら、へっぽこテナーにとっては厳しい。 最初の方にやったメロディーと歌詞が難しい部分が、やっぱりダメ。 いい加減に歌っている人が多い、という先生の指摘。 本当にそうだと思う。 歌い出しの声がそろわない。 タイミングがバラバラなだけでなく、音の高さまでバラバラ。 他の3パートの足を引っ張っているのは明らかだ。 先生も見るに見かねて、パート練習を長めにやった。 もちろん、みんな頑張っているのだろうが、人数も少ないし、中にはコーラスの経験もなく、歌を歌うことに慣れていない人もいるのだろう。 たしかに、裾野を広げるという意味で誰でもOKというのはわかるが…。 明らかに音程が取れていない人もいる。 そういうぼくも、音域は厳しい。 でも、高めの声が出るからテナーを選んだ。 ぼくはギターで音を取って、一応音程は確認しているし、月に2回のギターのレッスンで譜面を読んでいるから、人より譜面も慣れている。 それでも苦しい音は苦しい。 だからといって、今からベースに移るのは難しい。 フーガも何度か練習したら歌えるのだが、最初はみんなこわごわ声を出すから、締まらない。 高い音が出ないから、無茶苦茶歌っている人もいる。 でも、それは仕方ないのだろうと思う。 そういう基準でメンバーを選んでいるのだから。 おそらく、家に楽器もないだろうし、音の高さの確認もできないだろう。 よしんばそれができたとしても、声が出るかどうかわからない。 それが1万人の第九なのだと思う。 取り組む方は、きっと大真面目に取り組んでいるのだ。 先生の理想はわかるが、メンバーの限界もある。 来ている人はマジメにやっているんだと思う。 所詮、12回の練習ではムリなのだ。 2年、3年やって、初めて歌えるようになるんだと思う。 とはいえ、あと3回。 いよいよ暗譜をしないといけない。 ドイツ語の歌詞とメロディーとリズム。 頑張ろう。 |
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