考えたこと2

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ホワイトハッカー
アメリカの空軍が情報システムにハッキングさせるコンテストを開催したとのこと。
軍がこういうことをオープンにやるというのは珍しいのではないか。
ことは国防に関わることだから、結果によっては心配する人がいるだろう。

このコンテストで見事に勝ったのは17歳の少年とのこと。
システムの弱点を40も発見して、ウェブサイトの支配権と全ユーザーデーターを入手したらしい。
17歳で、こういうことができる、というのは才能だ。

彼は15歳で金融機関の弱点をついて、勝手に送金できることを見つけたという経歴。
そこが実施したハッキング大会に出て、ホワイトハッカーとして活動を始めた。
その後、国防総省や陸軍などの賞金付きのハッキング大会に出て、活躍している。

こういう風に、アメリカではハッキング大会が催され、新たな人材が見つかっているとのこと。
これこそ、人材確保の手段だ。
彼一人で、何人分の兵士の攻撃に相当するか、ということだ。

第2次大戦では人も物量の一部だった。
兵士の人数で決まる部分が大きかったのだ。
しかし、今は一人の優秀なハッカーがいれば、市民生活に壊滅的な打撃すら与えられる可能性がある。
その人を選ぶのが、ハッキングコンテスト。
それも賞金付きのものだ。

ハッキングは才能だろう。
だから、17歳でもスゴイことができる。
海外のドラマでもホワイトハッカーは、たいがい若くしてその道に入っている人たち。
実際、そういう人が多いのだろう。

社会がコンピューターに依存すればするほど、ハッキングの被害は大きくなる。
軍とて、その例外ではない。
宣戦布告の前に、ハッキング攻撃をすれば、混乱して何もできない間に本当に攻撃される。
サイバー戦は既に現実のものだ。

記事の最後にこうある。

「もし、米朝開戦時に、関東を中心に大規模停電が発生し、送金システムが破壊されて預金も降ろせず、省庁のHPにはデマが記載され、Jアラートが乗っ取られれれば、我が国は米軍を支援する以前に国内が大混乱になりかねないことを思えば、簡単に分かる話ではなかろうか。」

確かに、そういうこともあるかもしれない。

えらいこっちゃ。


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