考えたこと2

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サイバー戦争
日経でジェームズ・ボンドが所属していたという、イギリスの秘密情報部MI6の前長官のインタビュー記事を読んだ。

実際にはジェームズ・ボンドのように殺しのライセンスを持っているわけでもないし、そんなに派手なドンパチをするわけでもないらしい。
あれはあくまで物語ということだ。

しかし、彼が言うには、「5年から10年以内に、2001年の米同時テロのような破壊的なサイバー攻撃が発生する、と想定しておくべきだ。そうなれば多くの人々が命を落とし、突然、脅威を思い知らされることになる。すべての国家はそんな事態に備えなければならない」ということだ。

世の中、人工知能がどんどん仕事に入ってきて、IoTというように、すべてのものがインターネットにつながり、スマホ決済というようにお金もデーター化されてきた。
これが進むと、本当にサイバー攻撃を受けたら生活が成り立たなくなる日も来るかもしれない。
企業活動もクラウドの利用が進み、サイバー攻撃を受けたら営業ができなくなったり、場合によっては顧客データーや営業データーを失う可能性もある。
まさに、大混乱が起こる。

ひょっとしたら、政府と自衛隊の通信も途絶えるかもしれない。
それほど世の中はインターネットに依存している。
これから、もっと依存度は大きくなる。

もともとインターネットは、アメリカの軍が核攻撃を受けても通信網が維持できるように開発したものだが、完全にそれに依存してしまっても大丈夫なんだろうか。
核爆弾という物理的な攻撃に対しては強くても、ネットワーク自体を狙うような攻撃をされたら、脆弱にならざるを得ない。

加えて、日本の指導者層はほとんど文系で、あまりそういうことに明るいとは思えない。

あと5年で、サイバー戦争に備えるような体制を作れるんだろうか。

何となく不安だなあ。




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