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2017.09.17 Sunday
アップルの強み
アップルは宗教だというのが、ぼくの考え。
アップル教に入ると、アップル製品を買わないといけなくなる。 自ら進んで買わないといけない、と思うのだ。 ぼくも昔はアップル信者だった。 Windows95の頃。 アップルが調子が悪くなるちょっと前だ。 ハードを他社にライセンスして、いろんな会社がMacを作っていた。 ジョブズが復帰して、それはなくなったが…。 アップル教から足を洗ったのは、会社がWindowsだったからというのがメインの理由。 値段が高いということや互換性の問題もあった。 ちょうどアップルがどん底の時期で、ろくでもない製品ばかりだったのもある。 あの頃にアップルの株を買っておけばよかったと後悔する。 ちょうどWindows98が出て、ようやく追いついた時期でもあった。 その後ジョブズが復帰して、アップルは復活を遂げた。 どちらかというと、iPodが最初だったかと思う。 インターネットでの音楽配信が大当たりだった。 今や製造工場は持たないファブレス企業だが、部品メーカーをおさえ、出せば売れる、という状態になった。 グーグル、アマゾンやマイクロソフトと並んでアメリカのIT企業のトップだ。 ぼくも仕事の関係でiPadの一番安いやつを買ったが、あれはなかなかよくできている。 ファンが買いたくなる気持ちも、ちょっとわかった。 それでもぼくは、iPadにはグーグルのソフトを入れてグーグル仕様にしているのだが…。 そんな中、iPhone X(テン)が発表された。 予約開始は10月の27日、販売は11月3日だというが、オーストラリアではもうアップルショップに並んでいる人がいるという。 キャンプをしている状態だ。 まだ予約開始まででも1ヶ月以上ある。 その間、仕事はしなくていいんだろうか…。 昔も今も、アップルの強みは、そういうコアなファンがいることだ。 常に新製品が出れば、どんなに高くても買う。 iPhoneだけではない。 iPad、iPod、MacBook、Apple watchなど、一連の商品について、信者は買わないといられない。 欠点は、金がかかること。 その割に、壊れやすいこと。 排他性が強いので、他のものと使うのが難しいこと。 これほど強いブランドはない。 あれがなかったら、どん底の時期を乗り切れなかっただろう。 だからこそ、1ヶ月以上も店頭でキャンプする人がいるのだ。 |
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