考えたこと2

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日本人口の歴史
日本の人口の推移をグラフでみるとスゴイことになっている。
西暦1600年、関ヶ原の合戦の年の推定人口が1227万人。この日本に今の1/10しか人が住んでいなかった。
1872年、明治5年が3481万人。江戸時代に2000万人ほど増えた。
稲作が進歩し、耕作地も増えて、食料がそれだけ増えたということか。
それが2010年には1億2008万人になった。
150年ほどで人口が3倍以上だ。これはすごい。
国内で作る食料以上に食料が輸入できるようになり、戦争をするために子供を増やすという国策もあった。
人の数は力だから、この時期に日本は戦争もできたし、経済発展もできた、ということだ。
高度成長は人口だけの力ではないと思うが、少なくとも人口が増えないとできなかったのだと思う。

それがぼちぼちピークを迎え、現状のフェーズに入る。
その先は高齢化社会だ(今もそうだが)。
生産年齢人口(15歳から65歳)は1995年がピークだったとのこと。
そこから今も減り続けている。

何と2060年に一番多いのは、86歳だという。
ほんまかいな。
今から43年後だから、ウチの子どもらが70歳前後だ。
その頃は、70歳まで働かないといけない時代になっているだろう。
そうしないと、生産が追いつかないだろうし、年金も終わっている。
生まれてくる赤ちゃんは20万人ちょっとだが、86歳の女性が70万人もいることになる。
あまり見たくない未来だ。

そうならないためには、少子化対策をしないといけない。
税制や社会保障を変え、移民を入れることも検討しないといけないだろう。

その頃の86歳は今より元気なんだろうか…。
さすがに、86歳だから、元気といっても限度がある。
やっぱり、今の制度を抜本的に変えないと、無理だろうと思う。

このままの状況が続くと、西暦3000年〜3500年には、最後の日本人がいなくなるらしい。

ぼくらも含め、団塊の世代の人たちは、頑張ってまだまだ働いてもらわないといけない。
高度成長の時代に制度設計したシステムを、変えないといけない。
それこそが、一番の政治の問題だと思う。

80年代までは、戦争で苦労した人たちに手厚く年金をふるまっても、十分働き手がいたのだ。
でも、今はもらう人が多く、社会保障のお金は2000兆円ほどの将来世代の借金になっている。
こんな国は他にない。

みんな早く気がついて、何とかしないといけないぞ。
そうしないと、長生きすればするほど、若い人たちに恨まれる。

そうならないために、今何とかしないと。


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